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Wikimedia Foundation elections/2022/Community Voting/Election Compass/Answers/ja

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
This page is a translated version of the page Wikimedia Foundation elections/2022/Community Voting/Election Compass/Answers and the translation is 98% complete.
Statement by number Candidate Candidate's position Reasoning/Explanation
1:ウィキメディア財団は全活動を完全な透明性のもとで実施すべきだ。(法律/プライバシー/セキュリティ上の問題を引き起こす場合を除く) Michał Buczyński 支持 透明性は私たちのウィキメディア運動にとって、重大な価値を持っています。確かに、ウィキメディア財団(WMF)は、計画、予算、活動、「SMART目標 」(※)の達成と大きな決定について、より公開することが必要でしょう。

とはいえ、透明性には費用がかかります。 報告書を書き、洞察を分け与え、明確さと法的な安全を保障するにあたっては、スタッフやボランティアの時間が必要です。私の経験から、バランスが必要なことはわかっています。そうでなければ「完全な透明性」は、何らかの仕事をする代わりに、自らについて語ることに焦点を当てた組織を意味することになるでしょう。

(※)SMARTゴール 目標達成やプロジェクト管理についてのビジネス用語 SMART(マネジメント)日本語ウィキペディア

1:ウィキメディア財団は全活動を完全な透明性のもとで実施すべきだ。(法律/プライバシー/セキュリティ上の問題を引き起こす場合を除く) Shani Evenstein Sigalov 強く支持 私は可能な時には透明性を支持します。安全、セキュリティ、法律に関する問題といった、透明性が不可能な、括弧(かっこ)にくくる(※)ことが必要な場所を強調することは重要です。(※)訳注 「」に入れて、その言葉および言葉のもつ意味内容をひとまず無視すること
1:ウィキメディア財団は全活動を完全な透明性のもとで実施すべきだ。(法律/プライバシー/セキュリティ上の問題を引き起こす場合を除く) Tobechukwu Precious Friday 支持 私はウィキメディア財団が活動を管理するにあたって、透明性を保ってきたと信じています。また私はセキュリティ上の問題を引き起こす場合を除き、完全にこれを促進します。
1:ウィキメディア財団は全活動を完全な透明性のもとで実施すべきだ。(法律/プライバシー/セキュリティ上の問題を引き起こす場合を除く) Kunal Mehta 支持 ウィキメディア財団(WMF)は、IT用語でいうデフォルトの状態(初期設定)の状態で、透明性の姿勢をもって働くべきです。指摘のように、すべてを公開することはできませんが、できるだけ公開するべきです。これは私には重要な問題です。そして、私がWMFのスタッフの一員だったときに常時、提言してきたことです。(たとえば、Googleドキュメントを使用する代わりにウィキのページを使う、Slack(※)の代わりにIRCを使う)もし時間があれば、「 HOPEカンファレンス(HOPE会議)」での私のスピーチを見るようにお薦めします。ウィキメディアがいかに透明性に 基づいて 繁栄したかについて話しました。(※)業務で使える連絡用アプリ
1:ウィキメディア財団は全活動を完全な透明性のもとで実施すべきだ。(法律/プライバシー/セキュリティ上の問題を引き起こす場合を除く) Farah Jack Mustaklem 強く支持 開かれた知識の支持者としては、ウィキメディア財団が、公開および透明性を促進し、模範を示して、その活動を透明化するよう管理することだけが理にかなっています。(法的、プライバシー、セキュリティの問題が起きる場合は除いて)
1:ウィキメディア財団は全活動を完全な透明性のもとで実施すべきだ。(法律/プライバシー/セキュリティ上の問題を引き起こす場合を除く) Mike Peel 強く支持 ウィキメディア運動(※)は初期段階から透明性をもって行われます。これは私たちがウィキメディア財団(WMF)に期待する重要なものです。透明性はコミュニティへの参加という観点で多くの恩恵をもたらしますし、二重の点検ができる取り組み方法です。これはオープンソースのソフトウェアの利用に似ています。透明性は、誰もが、コードを調べたり開発したりすることに役立ちます。

(※)ウィキメディア運動 

2:ウィキメディア財団はコミュニティの求めに応じて、より多くの技術的な支援を提供すべきだ Michał Buczyński 強く支持 この質問の背景には、コミュニティ技術チームによって行われたコミュニティ要望リスト(※)があります。

これは、コミュニティが優先順位をつけた、比較的小さな問題を解決する、評判の良い企画です。その成功にもかかわらず、企画は、大量の遅れと一年間では解決できない問題群という限界に直面しました。「要望リスト」のようなイニシアチブ(構想)に関しては、ボランティアたちに、彼らの仕事を簡単かつ効果的にするツールを作るために備え付けられます。必要性は高く、資金提供を増やすことがきわめて重要です。 

(※)コミュニティ要望アンケート

2:ウィキメディア財団はコミュニティの求めに応じて、より多くの技術的な支援を提供すべきだ Shani Evenstein Sigalov 支持 私は実際のところ「とても支持」しています。ですが、「とても」を削って、「支持する」にしたのは、私が、私たちのやりたいことをすべてやるのは不可能だと確認してからです。より詳しい論は、ビデオを見てください。
2:ウィキメディア財団はコミュニティの求めに応じて、より多くの技術的な支援を提供すべきだ Tobechukwu Precious Friday 強く支持 私はこれを支持しますが、ウィキメディア財団は仮定に基づいて自らツールをつくったり開発する代わりに、コミュニティがツール開発に加わるよう勧め、奨励します。彼らはどのようなツールが自分たちにとって重要なのか知っているからです。さらに、どのようなツールの開発を目的とするにしろ、「DEI」を中心にしなければなりません。

(※)DEIは多様性(Diversity)、公平(Equity)、包括性 (Inclusion)の省略。

2:ウィキメディア財団はコミュニティの求めに応じて、より多くの技術的な支援を提供すべきだ Kunal Mehta 強く支持 具体的には、「もっと」行うべきなのは、コミュニティが先導する「下から上へ」の優先順位づけをもちいて技術的な資源を注入することです。単に件数を増やす必要はありません。ひとつのコミュニティに技術チーム(※)があっても、持続可能ではありません。基本的に、「すべての」WMFの技術チームが、単にひとつのためではなく、複数のコミュニティのために働くべきです。(※)コミュニティ技術
2:ウィキメディア財団はコミュニティの求めに応じて、より多くの技術的な支援を提供すべきだ Farah Jack Mustaklem 支持 ウィキメディア財団は、ウィキメディアプロジェクト群が働くための基盤を提供しています。それに、すでにある生産物や、新しい生産物の導入のために、コミュニティを助けなければなりません。WMFの技術的サポートの問題は、優先順位の決定がいつもコミュニティの期待に添っているわけではないということです。これは変える必要があります。
2:ウィキメディア財団はコミュニティの求めに応じて、より多くの技術的な支援を提供すべきだ Mike Peel 強く支持 コミュニティのための技術サポートは非常に長いあいだ、ごくわずかでした。コミュニティの技術的な要望をリスト化する調査(※)は役に立っています。ですが、届いた依頼の少数しか処理できません。重要なのはより多くの依頼を処理するためには、より大きな能力が必要だということです。

(※)Wishlist Survey コミュニティのメンバーが、WMFに次に取り組んで欲しい技術的な側面の要望を提出する調査。 コミュニティ要望アンケート

3:私はWMFが、ますます一方的にウィキメディア・プロジェクトに対する意思決定の権限を増やし、コミュニティに影響を及ぼすやり方を不快に思っている Michał Buczyński 中立 質問を個人的なものとしてとらえます。私たちのコミュニティ(※)では、騒ぎが収まってから、WMF が管理を引き継ぐことによる目に見える進展はありませんでした。そしてそれから、オーバーサイト(監視)役が正式に導入され、従来の指導者たちに対する不信感が効果的に表明されました。UCoCについては適切に議論されています。しかし、私は、UCoCの考えの中心が、既存のボランティアや彼らの自治への関心の欠如を示していることへの懸念が残っています。また、私たちのような分散型のリーダーシップにほとんど価値を見出していないように見えることにも心配しています。

(※)ポーランド語ウィキペディアには、強い自治の伝統がある。何度かのトラブルにも見舞われている。ポーランド語版ウィキペディア(日本語版ウィキペディア)

3:私はWMFが、ますます一方的にウィキメディア・プロジェクトに対する意思決定の権限を増やし、コミュニティに影響を及ぼすやり方を不快に思っている Shani Evenstein Sigalov 中立 過去にはそういう状況だったかもしれませんが、私は現在、ウィキメディア財団(WMF)がそのようなやり方で運営されているとは信じられません。現在の組織はコミュニティへの奉仕に向かっています。

ここでの主要な問題は、役割と責任の定義が不明瞭なことです。私は運動憲章と将来のグローバル評議会が、その改善を助けてくれることを期待しています。最近のWMF の仕事がその照準を明確にしたのと同様にです。

3:私はWMFが、ますます一方的にウィキメディア・プロジェクトに対する意思決定の権限を増やし、コミュニティに影響を及ぼすやり方を不快に思っている Tobechukwu Precious Friday 強く支持 私はコミュニティに影響するプロジェクトでの意思決定において、WMF(ウィキメディア財団)が自らに一方的な権限を与えることを支持しません。私は常に民主主義の信者であり、ウィキメディア運動はその実践例で、公平な意思決定を奨励しています。私たちは一方的なシステムで進んでいるわけではなく、むしろ民主主義的なシステムに寄っています。そして私たちは、(どちらも満足できる)意思決定をし、ともに進むことができるでしょう。
3:私はWMFが、ますます一方的にウィキメディア・プロジェクトに対する意思決定の権限を増やし、コミュニティに影響を及ぼすやり方を不快に思っている Kunal Mehta 支持 私はグローバル評議会が、代表として、ウィキの自治を尊重しながら、公式にこの意思決定責任を負うことを願っています。(※)グローバル評議会はウィキメディア運動の将来の統治組織になる予定 (※)グローバル評議会および意思決定の公平性
3:私はWMFが、ますます一方的にウィキメディア・プロジェクトに対する意思決定の権限を増やし、コミュニティに影響を及ぼすやり方を不快に思っている Farah Jack Mustaklem 支持 WMFによる意思決定は透明でなければなりません。どのような決定も、影響を受けるコミュニティの意見を考慮するべきです。
3:私はWMFが、ますます一方的にウィキメディア・プロジェクトに対する意思決定の権限を増やし、コミュニティに影響を及ぼすやり方を不快に思っている Mike Peel 支持 過去にさまざまな残念なできごとが起きたことは知っています。そういった事件が増えているかどうか確信はありませんが、しかし、私は一般的に、いかなる一方的な決定も不快です。ウィキメディアは意見の一致によって動き、権限によっては動きません。
4:WMFは、コミュニティの自己管理能力にできるだけまかせて、自分たちの責任範囲を拡大するよりむしろ、継続的に縮小するように努めるべきだ Michał Buczyński 支持 私たちの運動憲章(※)はまだ書かれていません。しかし、私たちの戦略は、分散型(脱中央集権化)のコミュニティで、各コミュニティに実権を配分することが前提です。私にとっては、多数の強力な主体を意味します。活動とリソース(人材や物、知的生産物といった資源)の移譲と、コミュニティのリーダーシップを残す余地も同様です。

これはまた、より強力で実験の余地のある、さらにはより公平でボランティア精神の維持を可能にするでしょう。

(※)運動憲章

4:WMFは、コミュニティの自己管理能力にできるだけまかせて、自分たちの責任範囲を拡大するよりむしろ、継続的に縮小するように努めるべきだ Shani Evenstein Sigalov 中立 最初の部分(範囲の縮小、役割と責任を明確にする)には同意しますが、2番目(ボランティアのコミュニティが残りを管理する)には同意できません。

私は、正式の機構が必要だと考えています。たとえば、既存の/将来の提携団体、ハブ(※)やグローバル評議会を含めて、WMFが行わない業務を引き受ける部門です。私たちが説明責任や公平性を求めているのであれば、すべてをボランティアに行ってもらうことはできません。


(※)ハブ (Hubs) とはウィキメディア運動における組織の単位を指し、ボランティアのコミュニティ単体を超えた支援を行う。地域ハブなどがある。ハブ

4:WMFは、コミュニティの自己管理能力にできるだけまかせて、自分たちの責任範囲を拡大するよりむしろ、継続的に縮小するように努めるべきだ Tobechukwu Precious Friday 中立 これについては中立です。私はWMFにその責任を拡大し続けないように奨励するのと同じくらい、むしろすでに処理した事柄に集中して欲しいですし、私はまた同じように、複数のコミュニティにたくさんの責任を残して欲しくありません。なぜならばこの質問が言うように、ボランティアの能力です。私はコミュニティにあまりに大きな責任を負って欲しくありません。
4:WMFは、コミュニティの自己管理能力にできるだけまかせて、自分たちの責任範囲を拡大するよりむしろ、継続的に縮小するように努めるべきだ Kunal Mehta 支持 私はこの原則を支持します。また、この運動戦略の脱中央集権化(分散化)の綱領が、どう展開していくか見るのは興奮します。
4:WMFは、コミュニティの自己管理能力にできるだけまかせて、自分たちの責任範囲を拡大するよりむしろ、継続的に縮小するように努めるべきだ Farah Jack Mustaklem 強く支持 ウィキメディア運動の脱中央集権化(分散化)は、私たちが努力して手に入れるべきモデルです。コミュニティが負うであろう責任はコミュニティの手の中にあり、財団は物事を進行させる役割よりむしろ、支援の役割を果たすべきです。
4:WMFは、コミュニティの自己管理能力にできるだけまかせて、自分たちの責任範囲を拡大するよりむしろ、継続的に縮小するように努めるべきだ Mike Peel 支持 WMFはふさわしい活動に専念することを保証し、ウィキメディア運動の他のより適当な部門(たとえば、他国や他の状況下で働く提携団体)に権限を渡して仕事を引き受けてもらう必要があります。継続的な作業の削減はこれらに役立ちます。……とはいえ、新しい機会が開かれていることと、一方的な削減や拡大を避けることのあいだで、バランスを取る必要があります。
5:WMF の寄付のお願いはごまかしである。実際には今まででもっとも金持ちになっているのに、WMFが資金不足だと誤解させるように見せている Michał Buczyński 支持 この質問は、複数の発言や仮定を組み合わせたものです。

まずはじめに、WMF は今までより多くの資産を持つようになったかもしれません。ですが、私は募金活動が多すぎることはないと信じています。むしろ、たとえばソフトウエアなどへの投資は少なすぎます。一方、私たちの資金調達が効果的であるにもかかわらず、大量のサーバーの維持管理費に圧迫されています。活動の他の分野、すなわち技術的な仕事から、たとえば誤った情報との戦いまで、誇りを持って取り組むべきです。

5:WMF の寄付のお願いはごまかしである。実際には今まででもっとも金持ちになっているのに、WMFが資金不足だと誤解させるように見せている Shani Evenstein Sigalov 反対 WMF は、事実、かつてなく裕福になりました。ですが、まだお金が必要です。とりわけ、私たちの2030年に向けた野心的なビジョンを考えると、また私たちの複数のプロジェクトについて、後世のための持続可能性を考えるとそうです。

これらの仕事は容易ではなく、お金が必要です。私は、オンラインキャンペーンの改善が必要だと感じています。詳細はビデオをご覧ください。

5:WMF の寄付のお願いはごまかしである。実際には今まででもっとも金持ちになっているのに、WMFが資金不足だと誤解させるように見せている Tobechukwu Precious Friday 反対 ウィキメディア財団の資金調達は、主に募金や公的機関からの助成金、贈与を通じて、また同様にウィキメディア・エンタープライズ(※)からの少ない収入によって行われています。私は、誰も強制的に寄付させられているわけではないので、この取り組み方法には何の問題もないと感じています。人々は私たちの行動に価値を見出しています。そのため、その資金調達について、いかなる嘘もないことを理解しています。たくさんのプロジェクトのある大きな組織にとって、なんとかやっていくためには資金が必要です。(※)ウィキメディア・エンタープライズは、ウィキメディア財団に属する、2021年に作られた会社。ウィキメディア・エンタープライズ
5:WMF の寄付のお願いはごまかしである。実際には今まででもっとも金持ちになっているのに、WMFが資金不足だと誤解させるように見せている Kunal Mehta 支持 最近の資金調達のアプローチは、WMFの経常的な成長に基づいています。

理事と上級管理者が、積極的な成長目標を掲げた、そして資金調達チームは目標に到達するために次々と極端な方法に頼らざるを得なくなりました。最終的には、いつわりと見られそうな手段です。 私はWMF が成長をやめ、現在の大きさで安定することを望んでいます。

5:WMF の寄付のお願いはごまかしである。実際には今まででもっとも金持ちになっているのに、WMFが資金不足だと誤解させるように見せている Farah Jack Mustaklem 反対 私はWMFによる募金活動の現状をこう描写することに反対です。財団は常により大きな資金を、「フリーな知識」(無料で自由な知識)の活動をすすめるコミュニティへの支援に使うべきです。
5:WMF の寄付のお願いはごまかしである。実際には今まででもっとも金持ちになっているのに、WMFが資金不足だと誤解させるように見せている Mike Peel 強く支持 私はこの発言に賛成します。これは解決する必要があります。けれども、オープンソースやフリーライセンスの(自由な使用が許可された)作品に対する資金の流れを止めることのない方法で行う必要があります。そういった作品に資金提供を行うのはとても重要だからです。

この問題を解決するにあたっては、募金活動に提携団体を参加させることです。特に寄付者との関係の改善や寄付してくれるコミュニティの言語での活動を紹介することが大いに役立つでしょう。 

6:ウィキメディア財団が優先して行うべき活動は、ウィキメディア・コミュニティに資金援助することだ Michał Buczyński 支持 WMFがまずすべき活動は、「世界中の人たちを力づけ、フリーライセンス(使用許可が不必要)やパブリックドメイン(共有財産)のもとでの教育的なコンテンツ収集と開発に参加させること、そして効果的かつ全地球的に普及させること」

資金提供の努力は人々を力づけ参加させますが、それはコミュニティが確実に目標への道筋を示し、必要性や労力の優先順位を決定したときに初めて、進むべき良い道になります。それでもやはり、決まった領域ではコミュニティの提案は適切ではないかもしれません。WMFのリーダーシップによって行う作業のひとつは、弱点を特定することです。

 (※)回答のうち引用は、ウィキメディア財団の使命の声明から。ウィキメディア財団の使命(英語)

6:ウィキメディア財団が優先して行うべき活動は、ウィキメディア・コミュニティに資金援助することだ Shani Evenstein Sigalov 中立 これはあなた方が「コミュニティの努力」をどう定義するかによります。私には、とても曖昧に見えます。この定義にはプラットフォーム(※)やウェブサーバーなどの整備は含まれていますか? なぜならば、年に一度の予算編成では、かなりの予算はそれにまたさまざまな他の技術や生産物の労力に対して割り当てられます。

(※)オンラインで活動を行うための、運営基盤となる環境

6:ウィキメディア財団が優先して行うべき活動は、ウィキメディア・コミュニティに資金援助することだ Tobechukwu Precious Friday 反対 私は賛成しません。私の意見では、WMFの主な責任は、使用許可が不要、あるいは共有財産(パブリックドメイン)の教育的なコンテンツを集め、広める活動に、世界中の人々を参加可能にすることです。そしてこの活動を効果的かつ世界中に普及させることです。これはさまざまな方法で行われるべきで、コミュニティへの資金提供に制限すべきではありません。
6:ウィキメディア財団が優先して行うべき活動は、ウィキメディア・コミュニティに資金援助することだ Kunal Mehta 支持 この表現について正確にはわかりませんが、WMFの主な役割はプロジェクト群のために働くことです。
6:ウィキメディア財団が優先して行うべき活動は、ウィキメディア・コミュニティに資金援助することだ Farah Jack Mustaklem 反対 財団はコミュニティ群の努力に対して資金提供を続けるべきですが、それは財団の第1の役割ではありません。すべてのコミュニティの努力の基礎となる土台を維持するための技術に資金提供するのが、主要な役割です。
6:ウィキメディア財団が優先して行うべき活動は、ウィキメディア・コミュニティに資金援助することだ Mike Peel 支持 ムーブメント(ウィキメディア運動)の活動の中心は、コミュニティの働きです。しかしまた、コミュニティには直接関わらないけれども、重要な仕事が必要な関連業務が(少なくとも、技術的な側面には!)存在しています。
7:WMFは組織のロードマップ(目標への道筋)の根幹として、全般的に、WMF内部のアイディアより、コミュニティによって審議されたアイディアを選ぶべきだ Michał Buczyński 中立 *もし*うまく管理されていれば、ウィキメディア運動の目標は、WMFの目標とうまく適合するでしょう。

アイディアとリーダーシップという観点から、1)コミュニティは指導者や専門家の素晴らしい貯蔵庫である 2)WMFは特定の目的の専門家を雇うべきであり、彼らのアイディアは十分に期待できるものである、と考えています。 アイディアが素晴らしければ、参考資料に基づかなくても、実行すべきです。これが脱中央集権化の良い点です。確かに「使命の終わりのない展開」や怠慢はWMFとコミュニティの両者を痛めつけます。

7:WMFは組織のロードマップ(目標への道筋)の根幹として、全般的に、WMF内部のアイディアより、コミュニティによって審議されたアイディアを選ぶべきだ Shani Evenstein Sigalov 中立 私はこの声明のすべてが理解できたかどうかわかりません。WMFは、現在、運動戦略と提携しています。

それは、コミュニティが動かす仕事でした。 私たち全員がすべきことは、それから始まり、それに向かって働くべきです。 私はどのような極論も信じません。専門家のアドバイスは考慮すべきです。また、「私たち 対 彼ら」ではなく、むしろ全員が目標を共有して、ともに働き、アイディアを交換し、ともに結論に達する仕組みをつくることです。

7:WMFは組織のロードマップ(目標への道筋)の根幹として、全般的に、WMF内部のアイディアより、コミュニティによって審議されたアイディアを選ぶべきだ Tobechukwu Precious Friday 強く支持 私は全体としてこれに賛成します。意思決定は公平であるべきで(※)、単に決定を押しつけるべきではありません。これは特にツールや技術的な開発の分野で起きます。

コミュニティは何が彼らにもっとも適しているのか知っています。それゆえ、コミュニティが承認したアイディアは奨励されるべきです。(※)意思決定に公平さを確保

7:WMFは組織のロードマップ(目標への道筋)の根幹として、全般的に、WMF内部のアイディアより、コミュニティによって審議されたアイディアを選ぶべきだ Kunal Mehta 強く支持 これは根本的には、下からの優先順位づけで、私が理事会に提言(アドボカシー)するつもりの概念です。

私たちは、特に技術的な問題について、理事会とWMFの上級管理者が、現場の編集者やスタッフがぶつかった問題やトラブルの実情をよく知らないという場面に何度も遭遇しました。私たちは、頂上からのアイディアを受け取るだけではなく、むしろ最初に問題に対応するグループからのアイディアを強く求めるべきです。

7:WMFは組織のロードマップ(目標への道筋)の根幹として、全般的に、WMF内部のアイディアより、コミュニティによって審議されたアイディアを選ぶべきだ Farah Jack Mustaklem 支持 WMFは自らのアイディアを押しつけるよりもむしろ、コミュニティが承認したアイディアを支援すべきです。コミュニティは自分たちが何を必要としているかもっともよく知っており、もしそれが実現可能であるようならば、WMFによって追求されるべきです。
7:WMFは組織のロードマップ(目標への道筋)の根幹として、全般的に、WMF内部のアイディアより、コミュニティによって審議されたアイディアを選ぶべきだ Mike Peel 支持 一般的なルールとしては、これは良いことです。コミュニティのアイディアは、十分に支援されるべきです。しかし、WMFのスタッフもやはりコミュニティの一部であり、「内部の」アイディアも重要です。— 特に、異なる観点から発想されているのですから。バランスを取ることが必要です。
8:ユニバーサル行動規範は、ウィキメディア運動に純粋に良い効果を付け加えた Michał Buczyński 強く支持 UCoCは、(ウィキメディア運動の)戦略が作用する段階で表明された、コミュニティ成員の必要性に応えています。「安全と包括性」という観点での一般的な基準を高めました。—— 細部はまだ議論されており、実用にあたっては注意深く見守りながら執行しなければならないにしても、正しい方向への国際的な基準作りの第一歩です。
8:ユニバーサル行動規範は、ウィキメディア運動に純粋に良い効果を付け加えた Shani Evenstein Sigalov 強く支持 UCoCは他のウィキメディア運動戦略の提案を実行するための重要な一歩で、また「健全で、安全で、より包括的な」ムーブメントのための、大きな取り組みの一部です。
8:ユニバーサル行動規範は、ウィキメディア運動に純粋に良い効果を付け加えた Tobechukwu Precious Friday 強く支持 私はユニバーサル行動規範(略称UCoC)を支持します。ウィキメディアンたちがお互いに敬意を抱きながら、基本的なレベルで働くために役立つからです。(※) ユニバーサル行動規範(UCoC)
8:ユニバーサル行動規範は、ウィキメディア運動に純粋に良い効果を付け加えた Kunal Mehta 支持 礼儀についての方針が多くのプロジェクトに存在しています。この全世界版(ユニバーサル行動規範, 略称UCoC)は、プロジェクトが成長してお互いに近づいていく際に有用だと思います。UCoCは細部に難点があり、施行にあたって、私たちは編集して、問題を解決しなければなりません。
8:ユニバーサル行動規範は、ウィキメディア運動に純粋に良い効果を付け加えた Farah Jack Mustaklem 強く支持 UCoCはすべての人が従うべき、全世界的な価値を含んだ文書です。
8:ユニバーサル行動規範は、ウィキメディア運動に純粋に良い効果を付け加えた Mike Peel 支持 完璧ではありませんが、ユニバーサル行動規範(※)は、コミュニティがより健全になることを保証することで、明らかにムーブメント(ウィキメディア運動)に役立っています。プラス面がマイナス面にまさっています。

(※) ユニバーサル行動規範(UCoC)

9:将来の理事会のコミュニティ委員会の座はすべて、純粋に、貢献者(編集者、ボランティアの開発者など)による全候補者への投票で決定されるべきだ Michał Buczyński 支持 現在のところWMFが大きな役割を果たし、彼らの生活に影響するのですから、物理的な人間(コミュニティ群の成員)とWMFの提携団体の双方が、それぞれを代表するのにふさわしいでしょう。ほとんどの場合、これらの議席を統一する必要はありません。別々の選挙のほうが、両グループにより良い代表(少なくとも、より良い視点を)を与えることができるでしょう。
9:将来の理事会のコミュニティ委員会の座はすべて、純粋に、貢献者(編集者、ボランティアの開発者など)による全候補者への投票で決定されるべきだ Shani Evenstein Sigalov 強く反対 不明瞭な主張です。最近のコミュニティと提携団体の議席について、あるいは全議席について関わることですか? 理事会のどの議席も誰かに任命されるべきではないと示唆しているのでしょうか。

前者ならば、提携団体も含まれるべきです。 もし後者ならば、私は完全に反対です。 そうなると理事会は、専門的知識を持った専門職の人間を任命するために、「ある種の柔軟性」が必要になってしまいます。コミュニティの選挙では専門家たちを選ぶことができないからです。コンプライアンス(法令遵守)の観点から問題があります。

(※)訳注 「ある種の柔軟性」とは「ルールを破れる柔軟性のこと」

9:将来の理事会のコミュニティ委員会の座はすべて、純粋に、貢献者(編集者、ボランティアの開発者など)による全候補者への投票で決定されるべきだ Tobechukwu Precious Friday 中立 私はこれについては関心がありません。私は多様性を奨励する人間です。その人たちが情熱を抱いて、使命のために働いているのならば、私は問題にしません。
9:将来の理事会のコミュニティ委員会の座はすべて、純粋に、貢献者(編集者、ボランティアの開発者など)による全候補者への投票で決定されるべきだ Kunal Mehta 支持 私は理事会が、伝統的には提携団体が選んでいたであろう議席のほとんどを、コミュニティの投票に移行すると決定したのを見て嬉しく思っています。今回の選挙では、提携団体を主に使用するのは効果的ではありませんでした。分析委員会は、彼らが提供する価値より多くの時間を消費したからです。

最終的には、私たちは、公式の選挙プロセスをできる限りシンプルでわかりやすくすることを目指します。

9:将来の理事会のコミュニティ委員会の座はすべて、純粋に、貢献者(編集者、ボランティアの開発者など)による全候補者への投票で決定されるべきだ Farah Jack Mustaklem 中立 全候補者に対する寄稿者の投票は重要です。しかし提携団体の投票もやはり重要です。二者間でバランスを取るには、両者の合体システムを進めることです。
9:将来の理事会のコミュニティ委員会の座はすべて、純粋に、貢献者(編集者、ボランティアの開発者など)による全候補者への投票で決定されるべきだ Mike Peel 支持 理事会のコミュニティ用の議席を、コミュニティの手続きによって埋め、寄稿者たちがこの過程で大きく重要な役割を果たすのは、きわめて素晴らしいことです。

しかしながら、コミュニティは、単なる編集者と開発者の集団による貢献以上のものです。コミュニティはウィキメディアの組織だった主催者としての側面(例えば、対面式イベントの主催)のうえで動いており、ウィキメディア・ムーブメント(運動)に、編集回数では数えられない価値ある貢献を与えています。そのため、WMF 理事会選挙には、彼らもまた投票すべきです。

10: WMFの組織は、常にスタッフの人数や予算を増やし、ますます多くのタスク(作業)を引き受けて巨大化している。そのタスクは、ボランティアコミュニティが主に働いているウィキメディア・プロジェクトとは直接、関係がない。私はそういったウィキメディア財団のやり方を不快に感じる Michał Buczyński 支持 私は、WMFだけでなくウィキメディア運動全体に対して、焦点が欠けていることと、全世界の問題を解決しようと試みようという誘惑のために、「使命の終わりのない展開」に入り込むのではないかと危惧しています。

新しい何かや活動の強化は、私たちのすべきこと(例えば、言論の自由全般の防衛)にふさわしく、他のものは(知識の公平性のための基金 (※)、環境への影響)それほどあてはまりません。もっとも緊急の問題は理事会によって優先順位を決定する必要があります。そうすることでムーブメントは、中心的な価値を維持し、技術やあるいは社会との関わりも断ち切らないですみます。

(※)Knowledge Equity Fund 知識の公平さのための基金は、2020年に創設された基金。

10: WMFの組織は、常にスタッフの人数や予算を増やし、ますます多くのタスク(作業)を引き受けて巨大化している。そのタスクは、ボランティアコミュニティが主に働いているウィキメディア・プロジェクトとは直接、関係がない。私はそういったウィキメディア財団のやり方を不快に感じる Shani Evenstein Sigalov 中立 私は最初の部分には同意します。私は、前の運営のもとで、WMF があまりにも早く成長したと思っています。声明のこの部分ではこう言っています。「私たちには新しい運営陣がいる、今は成長を止めて、組織を固めることに集中しよう」

2番目の部分については、同意できません。私の知る限り、WMF は私たちの中心的な使命に直接関わらないようなことは、何も*していません* 。逆に、コミュニティだけでは、やるべきこと/やりたいことに必要なすべてを行うのはどうやら不可能なように思えます。

10: WMFの組織は、常にスタッフの人数や予算を増やし、ますます多くのタスク(作業)を引き受けて巨大化している。そのタスクは、ボランティアコミュニティが主に働いているウィキメディア・プロジェクトとは直接、関係がない。私はそういったウィキメディア財団のやり方を不快に感じる Tobechukwu Precious Friday 支持 私はこれを支持します。WMFは新しく誰かを雇うのをやめて、すでにいるスタッフとともに、より良く効果的に使命を遂行するよう働くべきです。
10: WMFの組織は、常にスタッフの人数や予算を増やし、ますます多くのタスク(作業)を引き受けて巨大化している。そのタスクは、ボランティアコミュニティが主に働いているウィキメディア・プロジェクトとは直接、関係がない。私はそういったウィキメディア財団のやり方を不快に感じる Kunal Mehta 強く支持 人数の増加に対して、結果が増加していないように思えるのが不快です。
10: WMFの組織は、常にスタッフの人数や予算を増やし、ますます多くのタスク(作業)を引き受けて巨大化している。そのタスクは、ボランティアコミュニティが主に働いているウィキメディア・プロジェクトとは直接、関係がない。私はそういったウィキメディア財団のやり方を不快に感じる Farah Jack Mustaklem 強く反対 ウィキメディア・プロジェクトに直接関係していなくても、WMFがウィキメディア運動の中心的な使命に関する業務を行ってくれることが、私にはかなり心地よいです。
10: WMFの組織は、常にスタッフの人数や予算を増やし、ますます多くのタスク(作業)を引き受けて巨大化している。そのタスクは、ボランティアコミュニティが主に働いているウィキメディア・プロジェクトとは直接、関係がない。私はそういったウィキメディア財団のやり方を不快に感じる Mike Peel 強く支持 私は、WMFの予算が年々大きく増加することを不快に感じています。

私は、これが合理化されるのを見たいです。(私は長いあいだ、資金配分委員会での勧告などを通じて、これを推し進めようと試みてきました)しかしながら、WMFには、コミュニティに直接影響を与えないものの、働かなければならない重要な問題があります。著作権保護期間の延長が、特に重要な例です。私たちは作品が合理的な期間で確実にパブリックドメインになるようにしなければなりません。

11: ウィキメディア財団の経費の優に50パーセント以上がアメリカ合衆国での給与に使われている。この割り合いは大きすぎる Michał Buczyński 支持 はじめに、WMFの将来の役割と形式は、ウィキメディア運動全体の構成と同じく、運動憲章のあとですっかり変化するかもしれません。

最近のWMFの状況を考えると、脱中央集権化(分散化)し、他の組織が運営するさまざまな活動を、分権あるいは委任する余地は十分あります。 脱中央集権化は、多様性、公平性を有効にする組み合わせであり、カリフォルニアという場所を越えた、より大きな組織を意味するようになるべきです。

11: ウィキメディア財団の経費の優に50パーセント以上がアメリカ合衆国での給与に使われている。この割り合いは大きすぎる Shani Evenstein Sigalov 反対 これは不明瞭です。何と比べて大きすぎるのですか? 誰にとって? 何がそれを判定する良い方法でしょうか? 何が満足できる数字なのでしょうか?

私にとっては、数字についてより、むしろ職員全員を適切に扱う努力を継続することです。50カ国以上にスタッフがいます。これは極端に複雑です。私たちはアメリカで法人化しました。私たちには実際、スタッフの巨大なグループが(そして上級スタッフ)合衆国にはあります。 この影響はどのようにパイを分けるかということです。ですが、公平で包括的であるための、正しい測定方法があるのでしょうか? わかりません。

11: ウィキメディア財団の経費の優に50パーセント以上がアメリカ合衆国での給与に使われている。この割り合いは大きすぎる Tobechukwu Precious Friday 中立 私はこれについて中立です。そしてそれゆえに、WMF に雇用をやめるよう奨励します。
11: ウィキメディア財団の経費の優に50パーセント以上がアメリカ合衆国での給与に使われている。この割り合いは大きすぎる Kunal Mehta 中立 私にはこれを証明する十分な情報がありません。WMFが給与の透明化を行うのを見たいと思います。スタッフのさらなる多様化は常に良いことです。とはいえ、今日、住んでいる場所以外にも、世界にははるかに多くの住人がおり、多様性につながっています。
11: ウィキメディア財団の経費の優に50パーセント以上がアメリカ合衆国での給与に使われている。この割り合いは大きすぎる Farah Jack Mustaklem 支持 ウィキメディア財団は実際の雇用において、包括性のために努力すべきです。財団が合衆国に拠点を置いている一方、プロジェクトはその性質上、世界的なものです。
11: ウィキメディア財団の経費の優に50パーセント以上がアメリカ合衆国での給与に使われている。この割り合いは大きすぎる Mike Peel 反対 WMFはアメリカに拠点を置く組織です。アメリカでの給与にその金銭の大部分が使われるだろうと考えるのは自然なことです。これは、世界中で働いている提携団体が存在する理由でもあります。私たちは代わりに、ムーブメントの資金をWMF よりむしろ、提携団体を通じて使うべきです。
12:選挙管理委員会は積極的な説明責任を負い、委員はコミュニティの選択またはコミュニティの選挙で選出されるべきだ Michał Buczyński 支持 良い統治には、選挙管理委員会の直接の説明責任が一定以上のレベルで必要です。選挙管理委員会にボランティアを含める過程は、新しいコミュニティの指導者にとって興味深いでしょう。それにもかかわらず、現在の内規では新しい理事会の委員がWMFの流儀で選ばれ、そして彼らの要求が極めて重要です。

私たちは、たとえば2、3人の献身的な人物によって結果が歪められるといった、過度の影響は避けて欲しいと望んでいます。

12:選挙管理委員会は積極的な説明責任を負い、委員はコミュニティの選択またはコミュニティの選挙で選出されるべきだ Shani Evenstein Sigalov 中立 私は選挙それ自体のあいだに、選挙管理委員会についてコメントしたくありません。私はそれが薄気味悪く、悪い習慣だと気づいています。私はすでに選挙過程のなかで、改善したほうが良い面を記録しはじめています。そこには選挙管理委員会も含まれています。しかし、彼らだけではありません。

しかしどのような場合でも、選挙期間中に、自分も選挙の一部である候補者が選挙についてそれ以上コメントするのは悪趣味で、物事を変化させるための正しいプロセスではないように思えます。

12:選挙管理委員会は積極的な説明責任を負い、委員はコミュニティの選択またはコミュニティの選挙で選出されるべきだ Tobechukwu Precious Friday 支持 私はこれに同意します。理事会委員は等しくコミュニティに対して、より良い協力と互いの相乗効果(シナジー効果)のための説明責任があります。
12:選挙管理委員会は積極的な説明責任を負い、委員はコミュニティの選択またはコミュニティの選挙で選出されるべきだ Kunal Mehta 強く支持 これらのコミュニティ選挙の運営には、コミュニティへの説明責任がともなうべきです。

2021年から2022年の理事会選挙は、いまだ実現されていない常任選挙委員会が目標であることを示しました。 私たちは、この選挙の終了後、ただちに、委員会全体の憲章と構成を評価し直しさなければなりません。

12:選挙管理委員会は積極的な説明責任を負い、委員はコミュニティの選択またはコミュニティの選挙で選出されるべきだ Farah Jack Mustaklem 支持 コミュニティは選挙管理委員会が機能しているか、説明責任を果たしているか監視する必要があります。
12:選挙管理委員会は積極的な説明責任を負い、委員はコミュニティの選択またはコミュニティの選挙で選出されるべきだ Mike Peel 強く支持 私は選挙管理委員会の任命に際して、コミュニティの参加がないように見えるため、その方法が気がかりです。

また、選挙期間中、どのように質問に対応するか、また選挙が始まる前に、もっと計画を立てる必要があるのではないか、選挙前に過程をもっと明確に提示するべきです。

13:コミュニティ参加者の関心や参加を保つために、理事会の選挙過程を簡単にすべきだ Michał Buczyński 支持 上で注記したように、ボランティアのコミュニティとWMFの提携団体の選挙を分けることはより良い代表(少なくとも、より良い視点)とより大きな理解を提供し、見返りとしてより多くの参加者が申し出てくれるでしょう。
13:コミュニティ参加者の関心や参加を保つために、理事会の選挙過程を簡単にすべきだ Shani Evenstein Sigalov 強く支持 回答なし
13:コミュニティ参加者の関心や参加を保つために、理事会の選挙過程を簡単にすべきだ Tobechukwu Precious Friday 強く支持 私は強く賛成します。人々は猛烈な忙しさのために、立候補することができません。
13:コミュニティ参加者の関心や参加を保つために、理事会の選挙過程を簡単にすべきだ Kunal Mehta 強く支持 選挙は、投票者が完全にその過程について理解して参加することで、もっともうまく機能します。今回の選挙過程はまさにその逆です。
13:コミュニティ参加者の関心や参加を保つために、理事会の選挙過程を簡単にすべきだ Farah Jack Mustaklem 支持 利用者の参加と注意の範囲は限られています。現在の選挙サイクルで、選挙管理委員会は過程を大いに簡素化しようとしています。さらに簡素にするための手段はまだあります。
13:コミュニティ参加者の関心や参加を保つために、理事会の選挙過程を簡単にすべきだ Mike Peel 強く支持 この過程を経るのは2回目で、両方とも、それぞれ異なった形でとても複雑でした。選挙過程をわかりやすくして、事前にルールもプロセスもはっきりと知らせて(コミュニティで議論するのは)、この点でたいへん役立つでしょう。
14:ソフトウェアの開発では、短期プロジェクトや新しい機能のかわりに、コツコツとした開発や中核的な技術に集中すべきだ Michał Buczyński 中立 私はこの声明での言葉の使い方は良いとはいえないと思います。たくさんの小さなものごとについての良い実例があります。たとえば生活の質を改善したり、ボランティアが生産性を上げたりするものです。この質問に対して、理論的根拠を考えると、恐らく、こう尋ねるべきでしょう。「ソフトウェア開発は戦略的かつ長期に渡って計画されるべきで、基礎技術と機能の両方を組み立てるべきです。」
14:ソフトウェアの開発では、短期プロジェクトや新しい機能のかわりに、コツコツとした開発や中核的な技術に集中すべきだ Shani Evenstein Sigalov 中立 この発言は少々漠然としすぎて、私にはコメントしづらいです。私は、この一部に同意しますが、他方では同意しません。適切にコメントするためには、私はこれが何を意味しているのかより理解する必要があります。
14:ソフトウェアの開発では、短期プロジェクトや新しい機能のかわりに、コツコツとした開発や中核的な技術に集中すべきだ Tobechukwu Precious Friday 強く支持 私は全体として賛成します。これがアプリストアのアプリが常にアップデートしている理由です。私たちは、消えていく短期間のツールよりもむしろ、持続可能性(sustainable)が高く、アップデート可能なツールに集中すべきです。
14:ソフトウェアの開発では、短期プロジェクトや新しい機能のかわりに、コツコツとした開発や中核的な技術に集中すべきだ Kunal Mehta 反対 両方必要です。

私たちには中核的な機能を維持するためのしっかりしたプラットフォーム・チームが必要です。しかしながらまた、新機能を開発するチームも複数必要です。 最近は、私たちはあまりにもたくさんの新機能を開発しすぎて、維持管理が十分ではありません。私はまた、技術的な進歩には、ボランティアとスタッフのあいだの協力が必要であることを強調します。

14:ソフトウェアの開発では、短期プロジェクトや新しい機能のかわりに、コツコツとした開発や中核的な技術に集中すべきだ Farah Jack Mustaklem 中立 中心になる機能の開発はやはり、新しい機能の実行と同じくらい重要です。私は、他の機能の開発に集中するからといって、もう一方への出資を打ち切りません。
14:ソフトウェアの開発では、短期プロジェクトや新しい機能のかわりに、コツコツとした開発や中核的な技術に集中すべきだ Mike Peel 支持 私たちはコミュニティからの技術的な依頼と、バグ修復の大量のログ(記録)を持っており、それらを解決する必要があります。

私たちにはまた、かなりの開発と改善が必要な核心的な機能もあります。しかしながら、私たちはまた、新しい機能を開発しなければなりません(たとえば、大画面のコンピューターでも、スマートフォンの小さな画面でも、それぞれの尺度に応じてうまく動くユーザーインターフェイス!) うまく釣りあいを取る必要があります。コミュニティと相談しながら遂行していかねばなりません。

15: WMFは編集者のコミュニティが資金の分配に参加できるよう、参加型の予算案づくりプロセスを始めるべきだ Michał Buczyński 支持 さまざまな意味に取れる言葉の使い方は恐らくさまざまな概念を反映しているため注意深く裏づけなければなりません。初めに、そのような過程は、助成金委員会や「コミュニティ要望アンケート」を含めて存在します。2番目に、参加のレベルは、あらゆる面で合理的でなければなりません。例えば、コミュニティ全体の予算に関する議論を完璧に行うのは誰にとっても達成不可能です。しかしながら、代表者(たとえばFDCこと資金配分委員会)からの深い調査と評価、または「要望リスト」の予算拡大と幅広いコミュニュティに対して機会を与えたことは賞賛に値します。
15: WMFは編集者のコミュニティが資金の分配に参加できるよう、参加型の予算案づくりプロセスを始めるべきだ Shani Evenstein Sigalov 中立 WMFは、年次計画の作成過程に、すでに実施された活動について、フィードバックを許可すべきです。私は、完全な参加方式では、予算を編成できないと思っています。

どうすれば現実的に、持続可能性と時期を見ながら、参加型の過程を機能させられるのか、私には想像できません。また、理事会の役目は、予算と事業の監督です。 コミュニティが委員のほとんどを選びます。 あなたの選んだ人が、自分の仕事を行うのを信頼してください。最後に、もしこのようなプロセスについての実際的な提案があれば、コミュニティ事案委員会(※)に送ってください。(※)コミュニティ事案委員会 Community Affairs Committee (CAC)

15: WMFは編集者のコミュニティが資金の分配に参加できるよう、参加型の予算案づくりプロセスを始めるべきだ Tobechukwu Precious Friday 中立 関心がありません。
15: WMFは編集者のコミュニティが資金の分配に参加できるよう、参加型の予算案づくりプロセスを始めるべきだ Kunal Mehta 支持 実用に移した際に、これがどのように機能するのかもっと具体的に知りたいと思います。しかし私は「ボトムアップの(下からの)」プロセスを支持します。
15: WMFは編集者のコミュニティが資金の分配に参加できるよう、参加型の予算案づくりプロセスを始めるべきだ Farah Jack Mustaklem 支持 開かれていることと、すべての人が含まれる参加形式という原則から、コミュニティは資金分配に対して発言すべきです。
15: WMFは編集者のコミュニティが資金の分配に参加できるよう、参加型の予算案づくりプロセスを始めるべきだ Mike Peel 支持 私は過去10年間、ウィキメディア助成金委員会に参加してきました。委員会は異なる視点と経験がもたらされると、うまく機能して、年に一度の計画を改善する役に立ちました。

参加方式の予算編成の過程では、大きな前進があるでしょう — とはいえ、最初の一歩はWMF の年次予算計画に対する参加型の審査へと向かうことだと考えていますけれども。