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ウィキメディア財団 年次計画/2025-2026/目標

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
This page is a translated version of the page Wikimedia Foundation Annual Plan/2025-2026/Goals and the translation is 100% complete.

目標の要約


指標

ウィキメディア財団が実施する作業の種類に対して特定する適切な指標は、分野や作業の種類によって異なります。

ウィキメディア財団のあらゆるチームが活用するデータや分析や調査は多岐にわたり、財団内部のパフォーマンスのデータから関連業界やその他のベンチマークにおよびます。しかしながら多くの場合、適切な指標を特定し、適切な指標で評価することは、直線的な作業ではありません。財団の業務の一部には外部で確立された指標が用いられ、監査や検証、外部チェックなどが当てはまります(例:財務、資金調達、法務など)。他の業務分野ではもっと定質的な指標が活用され、コミュニティから得たフィードバックや、ウィキメディアと外部組織のパートナー関係の拡大などがこちらに相当します。

期限を設けて件数限定のコア指標を具体的にどう開発し実験するのか以下に説明し、ボランティアとの共同作業でやる気を高めたり、全体の目標が正しい方向に進んでいるかどうかを示す信号として機能させます。その意図とは、これら指標が必要に応じて評価、反復、改善を行う上でも役立つことです。期待された効果が見られない場合は、作業評価をして、それに応じた調整をほどこします。

コアな指標の選考には以下の要件を採用します。

  • これらは、財団の使命を支える戦略領域において、成功の尺度を明確に表しています。
  • 進路の修正ができる程度の頻度で、1年を通じて変更点を観察します。
  • 指標とは財団が管理し、影響がおよぶ範囲の業務と次のように一致しています。
  • 十分な将来見通しを備えており、複数年にわたる取り組みの進捗状況を私たちに理解させて、将来志向の投資をどう形作るか情報を提供したりしてくれます。

これら指標は多世代戦略のアプローチにおいて、主要な柱となるボランティアやコンテンツ、読者や資金の増加に基づいています。このような長期の視点に指標を置くと、今後、より一貫性のある一連の指標を毎年改善していくことができ、会計単年度以上の時間スケールで進捗状況と影響を評価する私たち全員の助けになります。

草案段階の一連の指標

これらの指標の多くは、この年次計画案で共有しはしていますが実は開発中で、実装に向けて今後1年の間に改良を重ねていきます。

今年度に利用可能な指標がない場合、代替指標として「主要な成果の達成度」を採用し、現在の報告と将来の利用に使えるコア指標が決まったら交代する予定です。次の会計年度中は、より多くのコア指標がもっと多く利用できるようになった順に、測定および報告のプロトコルに組み込む予定です。

ボランティアの習熟を後押しする

多世代にわたってボランティアを育成します。「なぜボランティアをするべきか?」という問いの答えを、経験豊富な人も新しく加わった人も、両方のボランティアが見つけるのに役立ちます。

  • 測定: 投稿者の体験(WE1)目標に焦点を当て、作業全体にわたって整合した指標を通じて進捗状況を測定および把握します。この指標の具体的な定義は現会計年度の第4四半期後半に入手できるようになり、指標自体の採用は2025年度から可能になります。

百科事典に信頼できるコンテンツを提供

私たちのエコシステムにおける偽情報や誤情報、情報欠落に対処し、インターネットという根源的な知識源を有効活用します。Mediawikiのソフトウェアが将来にわたって持続可能であることを保証します。

無償の未来に資金を用意

製品と収益の戦略統一を通じて、私たちの活動に持続できる資金を提供します。戦略と開発それぞれのプロセスにおいて取り組みを連携させて、長期的な回復力を確保します。

変わり続けるインターネットに形を与える

「百科事典的なコンテンツとボランティア活動は AI と豊富なエクスペリエンスを活用したインターネットにもたらします。」

指標の要約

多世代の柱 コアな指標 指標の定義
ボランティアの習熟を後押しする 貢献者のコアな指標 準備中(近々導入予定)
変わり続けるインターネットに形を与える 将来の観衆(FA1)による KR の成果とソーシャル動画(FA2) KR 達成
無償の未来に投資 インフラの責任ある利用と KR の成果 (WE5) KR 達成
資金調達と収益のコア指標 [1ドル単位のコスト上昇]
プログラム効率性の測定 [プログラム支出の割合]
信頼できる百科事典コンテンツを提供 消費者の体験(WE3)によるKR達成 KR 達成
重要な知識によるKR達成(WE2) KR 達成