ウィキメディア財団法務部/2023年利用規約(ToU)更新/更新案
注:本書は Wikimediaの利用規約(https://foundation.wikimedia.org/wiki/Terms_of_Use/en)への変更案を記載したドラフトバージョンです。
追加した部分は緑色で表し、削除した部分は 現段階では目次の翻訳がありませんが、完成版では作成する予定です。 エラーが戻ってくるURLは、更新したリンクがあればそれと置き換えています。 |
要約
私たちは、
- 世界中の人々が教育用コンテンツを収集・開発し、ライセンスフリーまたはパブリックドメインとして提供することを奨励し、関わることができるようにすること
- 効果的に、地球規模で、無料で、そのコンテンツを広めること
- 利用者が以下を行うために、ウェブサイトと技術基盤を提供すること
あなたは自由に、
- 私たちの記事やその他のメディアを無料で閲覧・印刷することができます。
- 私たちの記事やその他のメディアをライセンスフリーで共有・再利用することができます。
- 当財団の各種サイトやプロジェクトで寄稿・編集することができます。
その際、あなたは次の条件を守る必要があります
- 責任 — 自分の編集に責任を持ってください(私たちはあなたのコンテンツをホスティングするだけです)。
- 礼節 — 礼節ある環境を支持し、他の利用者に嫌がらせをしないでください。
- 合法的な行動 — 著作権法に違反したり、違法なコンテンツを寄稿したり、その他の人権原則に基づき適応する法律に違反してはなりません。
- 害を与えない — 技術基盤に害を与えないようにし、技術基盤に関する方針を守ってください。
- 利用規約と方針 — 私たちのサイトを訪れたりコミュニティーに参加したりする時には、下記の利用規約、ならびにユニバーサル行動規範および参加するコミュニティーの方針を遵守してください。
その際、あなたは次のことを理解します
- 自分の寄稿物に自由なライセンスを付ける — あなたが私たちの各種ウェブサイトとプロジェクトで編集し投稿したものは通常、(パブリックドメインでなければ)オープンライセンスのもとに置かなければなりません。
- 専門家による助言は得られない — ウィキペディア上の記事やその他の各種プロジェクトのコンテンツは情報提供だけを目的としており、専門家からの助言にはなりません。
本利用規約に関して助けが必要な場合、または本利用規約の違反について報告する場合には、以下のいずれかの方法によりお問い合わせください。
- 当財団ウェブサイトのヘルプページ:たいていのページには、左側のメニューに「ヘルプ」が表示されていますので、これをクリックしてください。
- 電子メール:info@wikimedia.org宛にお問い合わせください。経験豊富なボランティアスタッフが対応いたします。
- ウィキメディア財団の窓口担当者:当財団のウェブサイトにある「お問い合わせ」をクリックすると、連絡先情報のページが表示されます。
- あなたが新しい寄稿者である場合: ウィキメディア・プロジェクトの使い方を学ぶのに役立つプロジェクトの方針は、 このようなページで見つけることができます。
当財団の利用規約
想像してみてください、人類の知の総和を誰もが自由に共有できる世界を。その世界が私たちの公約です。– 財団理念
ウィキメディアへようこそ!The Wikimedia Foundation, Inc.(以下、「ウィキメディア財団」または「当財団」)は、非営利の慈善団体であり、その本拠地はカリフォルニア州サンフランシスコにあります。私たちは、ライセンスフリーまたはパブリックドメインのコンテンツを収集・発展させ、効果的に無料で世界中に広められるよう、世界中の人々に働きかけ、結束していくことを使命としています。
当財団では、その活気にあふれたコミュニティーを支援するため、多言語に対応した各種ウィキプロジェクトおよびその言語版(説明はこちら)の開発や、使命を果たすためのその他の取り組みに不可欠となる、基盤設備と組織体系を提供しています。当財団は、各種プロジェクトから得られる教育的かつ情報的な内容を、インターネットを介して無料で永続的に利用できるよう努めています。
当財団は、あなた(以下、「あなた」または「利用者」)を、ウィキメディアの各種プロジェクトにおいて読者、編集者、執筆者、または寄稿者として歓迎し、ウィキメディアのコミュニティーへの参加を奨励します。ただし参加の前に、以下の利用規約(以下、「本利用規約」)をご覧になり、ご同意いただきますようお願いします。
概要
本利用規約は、ウィキメディア財団における私たちの公開サービス、当財団と利用者としてのあなたとの間の関係、両者を導く権利と責任について定めるものです。当財団は、あなたのような利用者が寄稿、提供した教育・情報コンテンツを大量にホスティング(利用者がアクセス可能なウェブサイトでデータを保管・公開すること)しています。当財団は通常、コンテンツの寄稿、監視、削除を行っていません(まれな例外として、本利用規約などの方針で別段の旨が定められている場合、法律で義務付けられている場合、あるいは深刻な害を受ける緊急の脅威に直面した場合などが挙げられます)。これは、コンテンツを作成し管理する利用者の皆さんの手に編集権限があることを意味します。
コミュニティーとは、当財団の各種ウェブサイトやプロジェクトおよび/またはそのウェブサイト(以下、「プロジェクト・ウェブサイト」といいます。)を継続的に発展させ、使用する利用者たちのネットワークを意味し、当財団が使命として掲げる目標を達成するための主要な手段となっています。コミュニティーは当財団のプロジェクトおよびプロジェクト・ウェブサイトウェブサイトに貢献し、その管理を助けます。コミュニティーは特定のプロジェクトの言語版(例えば、ウィキペディアプロジェクトの異なる言語版やウィキメディア・コモンズ多言語版)において方針を定め執行するという極めて重要な機能を果たします。
利用者であるあなたは寄稿者、編集者、または執筆者として自由に参加することができます。ただし、すべてのプロジェクトに適用されるユニバーサル行動規範(UCoC)を含め、個々の独立したプロジェクトを管理している方針に従ってください。当財団の各種プロジェクトのうち最大のものはウィキペディアですが、当財団は他のプロジェクトも運営しており、それぞれに異なる目的と作業手法があります。各プロジェクトには寄稿者、編集者、執筆者のチームがあり、共同でプロジェクトのコンテンツを作成し管理しています。あなたはこうしたチームに参加して、そのチームのメンバーと共に各種プロジェクトの改善に取り組むことができます。私たちは誰もが自由にアクセスできるコンテンツを作ることに熱意を注いでいるため 、いますので、私たちは一般的には、あなたが寄稿したコンテンツはライセンスフリーとして提供されるか、またはパブリックドメインにおいて公開されます。パブリックドメインのもとに置かれるよう要求します
あなたは、アメリカ合衆国の法律およびその他の適用法(これには、あなたやあなたが寄稿する執筆する対象者が居住する国の法律が含まれる場合があります)に基づき、ウィキメディアにおけるコンテンツの寄稿、編集、再利用について全面的に法的責任を負うことにご留意ください。従って、コンテンツを寄稿、修正、または再利用する際には十分な注意を払うことが重要です。この責任という点を踏まえ、当財団は禁止行為についていくつかの規則を定めており、ほとんどの規則は、あなた自身を守ること、またはあなたのような他の利用者を守ることを目的としています。当財団がホスティングするコンテンツは一般的な情報提供のみを目的としていることにご留意ください。従って、特定の質問(医療、法律、金融関連の問題など)について専門家の助言を必要とする場合は、適切な専門家に相談するようにしてください。また本利用規約には、その他の重要な注意事項および免責事項が含まれていますので、すべてお読みください。
明確さを期すために付記すると、ウィキメディアの国・地域別協会をはじめとする他の組織は、たとえ同じ使命を共有していようとも、ウィキメディア財団とは法的に別個の独立した組織であり、当財団がプロジェクトのウェブサイト上で承認している場合を別として、当財団のプロジェクト・ウェブサイトの運用やコンテンツに対する責任を持ちません。
1. 財団のサービス
ウィキメディア財団は多言語に対応した無料コンテンツの発展、開発、配布を促進し、ウィキベースの各種プロジェクトに含まれるすべてのコンテンツを一般に無料で提供することに尽力しています。当財団の役割は、共同作業によって編集された世界最大のレファレンスプロジェクト(百科事典、辞書など)をホスティングすることです。各種プロジェクトについては、こちらでご覧いただけます。しかし、当財団が果たす役割は、利用者が自らコンテンツを寄稿・編集することによってウィキメディアの各種プロジェクトを発展させ、そのコンテンツを再利用できるようにするための、私たちはまた、基盤と組織的枠組みを保守するホスティングサービスプロバイダーのみです。これには、利用者がウィキメディアの各種プロジェクトおよびモバイルアプリのコンテンツをプログラム(「アプリケーション・プログラミング・インターフェイス」もしくはAPIと呼ばれています)でやり取りし、再利用することができる専門的な技術的インフラも含まれています。
本利用規約において、当財団のサービスは、当財団が運営するプロジェクト・ウェブサイト(詳細についてはこちらをご覧ください)、保守する技術的インフラ、当財団の各種プロジェクトの保守および改善のためにホスティングしているテクニカルスペースで構成されているものとみなされます。
当財団の役割には類例がないため、当財団とあなたとの関係、当財団の各種プロジェクト、および他の利用者について考える際に留意していただきたいことがいくつかあります。
- 当財団は編集者の役割を果たしません: ウィキメディアの各種プロジェクトは共同作業によって編集されるため、当財団がホスティングする
百科事典的なコンテンツの大半はあなたのような利用者から提供されており、当財団は編集者の役割を果たしません。これは、ほとんどの場合当財団がプロジェクトのウェブサイト上にあるコンテンツを監視または編集をすることはなく、コンテンツについての責任をとらないことを意味します。同様に、当財団は、別段の旨を明示的に定める場合を別として、当財団のサービスを通じて表明された意見を支持しません。また、<プロジェクトに>提出されたいかなるコミュニティーのコンテンツの真実性、正確性、信頼性も主張せず、保証しません。その代わり、当財団はあなたの同僚利用者が寄稿、編集したコンテンツを届けることだけをします。
2. 個人情報保護方針
当財団の個人情報保護方針の条項をよく読み、当財団がどのようにあなたの情報を収集・使用しているのかを理解していただくようお願いします。
3. 財団が保存するコンテンツ
-
一部の資料が好ましくない、あるいは間違っていると感じる可能性があります: 当財団は仲間である利用者が生成したり収集したりする広範なコンテンツをホスト
提供しているため、あなたにとって、不快である、間違っている、誤解を招く、偽装されている、または何らかの意味で好ましくないと感じられる資料に遭遇するかもしれません。そのため、当財団のサービスを利用するときには常識と適切な判断を駆使してください。
4. 特定の活動の制限
ウィキメディア財団が運営する各種プロジェクトは、コンテンツを共同で執筆、編集、監督するあなたのような利用者による活気に満ちたコミュニティーのおかげで存在しています。当財団は、あなたがこのコミュニティーに参加することを歓迎します。コミュニティーでは、節度と礼儀を持って他のメンバーと交流し、誠意を持って行動するよう、また共有されるプロジェクトの使命の推進を目指して編集および寄稿を行うようお願いします。 すべての利用者はユニバーサル行動規範(UCoC)をよく読み、遵守してください。この行動規範は、当財団が運営している各種プロジェクトにおいて利用者に求められる平等で礼節ある連携に関する要件を定めています。
ある種の活動は、合法であれ違法であれ、適用される法律の下で他の利用者を傷つけたり、当財団の規則に違反している場合があり、あなたが法的責任を問われる可能性もあります。従って、あなた自身の保護と他の利用者の保護のため、当財団のサイト上で、または当財団のプロジェクトサイトを使用して、そのような活動を行なわないようにしてください。そのような活動には以下のものが含まれます:
- 他の利用者への嫌がらせや侮辱
- 脅迫、ストーキング、スパム送信、荒らし、またはユニバーサル行動規範で定義されるいやがらせを行うこと、
- チェーンメール、ジャンクメール、スパムメールなどを他の利用者へ送信すること
- 他人に深刻な害を与えようとする意図をもったコンテンツの寄稿または修正(意図的な自傷行為の誘導やてんかん発作の誘発など)
- 他者のプライバシーの侵害
- アメリカ合衆国法やその他の準拠法(あなたの居住地や閲覧・編集を行なっている場所の法律を含みます)における他者のプライバシー権を侵害すること
- いやがらせ、搾取、プライバシー侵害を目的として、またはウィキメディア財団が明示的に許可していない広告または商業活動を目的として、個人を特定できる情報を収集すること
- 違法な目的をもって、または未成年者の健康と幸福追求に関する準拠法に違反して、18歳未満の者(または18歳以上でもその国においては法的成年に達していない者)から個人を特定できる情報を収集すること
- 虚偽記載、なりすまし、詐欺行為
- アメリカ合衆国法に基づく名誉毀損や中傷となる内容を、そうと知りながら故意に寄稿すること
だます目的で、騙すか誤解を生じさせる目的でコンテンツを寄稿または修正すること間違っていたり不正確な内容を寄稿すること- 他の利用者や個人になりすましたり、特定の個人または事業体との関係を虚偽表示したり、本規約や現地のプロジェクト方針によって開示が求められた場合に特定の個人または事業体との関係を隠蔽したり、騙す目的で他人
利用者の名前または利用者名を使用したりすること - 詐欺行為を行うこと
- 知的財産権の侵害
- 著作権、商標、特許、または適用法に基づくその他の専有権を侵害すること
- その他の違法な目的による財団サービスの不正利用
- 児童ポルノ、児童ポルノに関する適用法に反するその他のコンテンツ、または児童の性的虐待の素材を寄稿すること、または他者がそのような素材を作成または共有することを奨励、グルーミングまたは擁護すること
- 適用法に反する猥褻な素材を寄稿したり不正取引したりすること
- 適用法に反する方法でサービスを利用すること
- 設備の破壊および不正利用
- ウイルス、マルウェア、ワーム、トロイの木馬、悪意あるコードなど、当財団や他の利用者の技術インフラやシステムに害を与えかねない手段を含んだコンテンツを寄稿または配布すること
- 許容される使用に関する方針に違反し、
およびまたはウィキメディアのコミュニティーによって承認されていない、サービスの乱用または破壊を引き起こすやり方で、当財団のウェブサイトを自動利用すること - API、プロジェクト・ウェブサイト、またはこれらサイトに接続しているネットワークやサーバーに不当に大きな負荷をかけることにより、サービスを妨害すること
- プロジェクト・ウェブサイトで示されている目的に真剣に従う意思があると判断できない通信やその他のトラフィックによって、プロジェクト・ウェブサイトを炎上させることによりサービスを妨害すること
- 許可なしに、当財団のコンピュータシステム内の非公開領域にそれと知ってアクセスしたり、これを改竄または利用したりすること
- 下記の条件をすべて満たすことなしに、当財団の技術システムやネットワークの脆弱性を探査、スキャン、試験すること
- 当財団の技術システムやネットワークを不当に乱用したり、混乱させたりするものではない行為であること
- 個人的な利益を目的とするものではない行為であること(ただし、自作に対するクレジットは除く)
- 脆弱性があれば、関連する
MediaWikiの開発者に報告すること(または自分で修正する); および - 悪意や破壊的な意図を持ってそのような行為を行うことがないこと
- 有償の寄稿の非開示
- あなたは有償の寄稿(予定のものを含める)に関して、すべての雇用主、顧客、 意図する受益者、および提携団体を開示しなければなりません。開示は、少なくとも以下のいずれかの方法で行わなければなりません。
- 利用者ページへの記載
- トークページ(ノートページ)へ記載し、有償の寄稿を添付
- 編集内容の要約へ記載し、有償の寄稿を添付
- さらに、ウィキメディア・プロジェクト
第三者サービス外の場内で、何らかの報酬支払いと引き換えにウィキペディアの編集サービスを宣伝する公開投稿を行う場合、そのサービスのためにこれまでに使用した、あるいは使用する予定のすべての該当するウィキペディアアカウントを、第三者サービスの公開投稿で開示しなければなりません。 - 適用される法律、あるいはプロジェクト固有の方針および財団の方針や指針の中で利益相反に対処するものなどによっては、報酬を受ける寄稿をさらに制限されたり、より詳細な開示を求められたりする場合があります。例えば、以下の例は全て本節に違反します。有償で編集サービスを宣伝するためにウィキメディア商標(以下、セクション6で定義)を侵害すること。以前に適切に行われた有償の寄稿の開示を削除すること。ログアウトした状態で寄稿することで適切な開示を現実的に不可能にすること。
- ウィキメディア・プロジェクトの各コミュニティは、この節に優先する形で、代替となる有償の寄稿開示方針を採択することができます。代替開示方針が採択されているプロジェクトに寄稿する際には、(「有償の寄稿の非開示」と題された本節の要件)の代わりにその方針に従うことができます。
代替となる有償の寄稿ポリシーは、関連するプロジェクトコミュニティによって承認され、代替開示方針ページに記載されている場合にのみ、これらの要件に取って代わります。
詳細については、有償の寄稿の開示に関する質問と回答をお読みください。
当財団は、本利用規約の第4項の規定上記の条項に関して執行の裁量権を行使する権利を留保します。本規定の執行には、必要に応じて、ウィキメディア財団の事務局行動方針に記載されていない措置が含まれることがあります。これまでにない新たな状況において執行が必要となる場合には、新たな施策を記載するために遅くとも1年以内に「事務局行動方針」を更新するよう努めます。
- マーケティング会社の調停
コミュニティー方針違反を調査し、執行する義務を担う善意のボランティア編集者たちは、有償の寄稿を開示しない寄稿者、編集者、もしく執筆者はによって不当な負担を抱えることになります。従って、あなたは、「有償の寄稿の非開示」に関する本条の規定に違反した場合、法的拘束力を持つ「調停・仲裁」手続きに服することに同意するものとします(以下、「マーケティング会社の調停」)。詳細については、本利用規約の第14条をご覧ください。
5. パスワードのセキュリティー
あなたには自分のパスワードおよびその他のセキュリティ認証情報を保護する責任があります。パスワードや認証情報はいかなる第三者にも開示してはなりません。
6. 商標
プロジェクト・ウェブサイトにおけるコンテントはかなり自由に再利用できますが、詐欺的ななりすましから利用者を守るため、ウィキメディア財団にとって商標権を保護することは重要です。このため、当財団はあなたに当財団の商標を尊重するようお願いします。ウィキメディア財団の商標はすべてウィキメディア財団に属しており、商標名、商標、サービスの図形、ロゴ、ドメイン名の使用はすべて、本利用規約に従い、かつ当財団の商標利用方針に従わなければなりません。
7. コンテンツの利用許諾
自由な知識と自由な文化の共有地を広げるために、各種プロジェクトもしくはプロジェクト・ウェブサイトに寄稿する利用者はすべて、利用の際に帰属表示が適切になされ、いかなる派生作品にも同じだけの再利用と再配布の自由度が与えられている限りにおいて自分の寄稿物を公衆が自由に再配布、再利用できるという広範囲な許可を与えるよう要求されます。自由な情報をできるだけ多くの閲覧者に提供するという目標に基づいて、送信されたコンテンツすべてに対して、アクセスする可能性つもりのある人には誰にでも自由に再利用できるというライセンスを必要に応じて与えることを当財団は要求します。
あなたは、下記の利用許諾に関する要求事項に同意するものとします。
-
あなたが著作権を保有するテキスト:あなたは、自分が著作権を保有するテキストを寄稿する場合、以下に基づくライセンスを付与することに合意するものとします:
クリエイティブ・コモンズ表示-継承4.0国際
3.0 非移植 ライセンス(「CC BY-SA 4.0」)- GNU フリー文書利用許諾 (「GFDL」)(バージョンなし、変更不可部分なし、表表紙テキストなし、裏表紙テキストなし)。
(再利用者はどちらか片方、もしくは両方の許諾の条件に従うことができます)
唯一の例外は、そのプロジェクトの言語版または機能により別のライセンスが必要とされる場合です。その場合、あなたは、あなたが寄稿するすべてのテキストをプロジェクトの編集または機能によって規定される特定のライセンスのもとで使用許諾することに同意するものとします。例えば、本利用規約を公表する時点で、英語版ウィキニュースはすべてのテキストコンテンツがクリエイティブ・コモンズ 表示 2.5 一般ライセンス(CC BY 2.5)に基づき使用許諾されていることを定めており、GFDLの二重ライセンスを必要としません。
これらのライセンスは、それぞれのライセンスの条項に準拠している限り、あなたの寄稿を商業目的で使用することを認めることに注意してください。あなたがCC BY-SA 4.0に基づく「データベースに関する独自の権利」を保有している場合、この権利を放棄するものとします。すなわち、あなたが各種プロジェクトで寄稿した事実は帰属表示をせずに自由に再利用されることになります。
- 寄稿した記事へのハイパーリンク(可能な場合)またはURLの使用(各記事にはすべての 寄稿者、執筆者および編集者を一覧する履歴ページがあるため)
帰属表示を必要とするCCライセンスに基づきテキストを取り込む場合、あなたは、合理的な方法で執筆者をクレジット表示しなくてはならないことに同意するものとします。かかるクレジット表示が一般に(ウィキメディア内部での複写などに際して)ページ履歴を通して提供される場合、帰属表示は、テキストを取り込む際にぺージ履歴に記録されるため、編集要約で提供すれば十分です。帰属表示の用件は、特定の状況では(ライセンスにかかわらず)煩わしすぎることがあり、それを理由として取り込まれたテキストは使用できないものとウィキメディアのコミュニティーが決定する場合があります。
ウィキメディアのコミュニティーが作成したテキストページを再利用または再配布する際に、あなたは次のいずれかの様式で執筆者を帰属表示することに同意するものとします:
- 再利用しているページへのハイパーリンク(可能な場合)またはURLの使用(各ページにはすべての寄稿者、執筆者および編集者を一覧する履歴ページがあるため)
テキストコンテンツが別の情報源から取り込まれた場合、そのコンテンツが互換性のあるCC BY-SAライセンスの下に使用許諾されていても、GFDLの下では使用許諾されていない可能性があります(上記「テキストの取り込み」で説明されるとおり)。その場合、あなたは互換性のあるCC BY-SAライセンスに従うことに同意するものとします。あなたにはGFDLのもとで再使用許諾する選択権がありません。再使用または再配布しようとするコンテンツに適用されるライセンスを判断するためには、ページの下部、ページの履歴、および議論ページを確認してください。
さらに、外部ソースに由来し、プロジェクトに取り込まれたテキストは、追加の帰属表示要件を有するライセンスを受けている可能性があることに留意してください。利用者は、こうした追加の帰属表示要件を明確に示すことに同意するものとします。プロジェクトによっては、コンテンツの一部またはすべてが元々どこか別の場所で公開されたということを指摘するバナーやその他の注記などで、かかる要件が表示される場合があります。こうした注記の表示がある場合、再利用者はそれを保存しなくてはなりません。
あなたは、プロジェクトウェブサイトから入手したテキスト以外の媒体を修正したり、それに追加したりする場合、その著作物の利用を認めるあらゆるライセンスに従い、修正または追加されたコンテンツを使用許諾することに同意するものとします。
8. デジタルミレニアム著作権法(DMCA)の遵守
ウィキメディア財団は、保管しているコンテンツが他の利用者にとって法的責任を負うことなく再利用可能であり、そうすることが他者の独占的権利を侵害しないということを確実にしたいと思っています。私たちの利用者並びに他の製作者や著作権保持者に対して公正を期するため、デジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act, DMCA)の形式を満たす権利侵害申し立てに対して応答するのが私たちの方針です。私たちはDMCAに従って、適切な状況下では、,当財団のプロジェクトおよびサービスに対する侵害を繰り返す私たちのシステムやネットワークの利用者とアカウント所有者の資格を終了させます。
しかしながら、当財団はすべての削除通知が有効であったり誠実であるわけではないことも認識しています。かかる場合において、利用者がDMCAの削除要請が無効であるか間違いであると合理的に確信する場合、反対通知を提出するよう強くお勧めします。DMCA通知が不当に提出されたと考える場合に取るべき手段についての詳細については、Lumen データベースChilling Effectsを参考にしてください。
あなたが各種プロジェクトのひとつにおいて同意を得ずに不適切に利用されているコンテンツの所有者である場合、あなたはDMCAに基づいて通知を提出することにより、そのコンテンツを除去するよう要請することができます。かかる要請を行うには、当財団のlegalwikimedia.org宛に電子メールで送付するか、またはこの 住所宛の指定代理人へ通常の郵便で送付してください。
もう一つの方法として、、コミュニティに申し立てをすることもできます。著作権案件は多くの場合、そうすることによって、DMCAに基づく命令よりも迅速かつ効果的に処理されます。その場合は、あなたは著作権に関する懸念事項を説明する通知を投稿することができます。異なるプロジェクトの言語版における関連手順に関する非網羅的かつ非公式な一覧については、こちらをご覧ください。DMCA請求を提出する前に、コミュニティに向けた電子メールをinfo@wikimedia.org宛に送るという選択肢もあります。
9. 第三者のウェブサイトと資源
あなたは自分が第三者ウェブサイト、資源を利用することについて単独で責任を負います。各種プロジェクトおよびプロジェクト・ウェブサイトには第三者ウェブサイトや資源へのリンクがありますが、当財団はその利用可能性、正確性、および関連するコンテンツ、製品、サービス(ウイルスやその他障害を発生させる機能を含むがそれだけにはとどまらない)を支持せず、それらについて義務や法的責任を負いません。また、そうした第三者コンテンツを監視する義務をなんら負いません。
10. ウェブサイトの管理
異なるプロジェクトの言語版に適用する方針を作成し実施するに当たっては、コミュニティーが第一義的な役割を果たします。ウィキメディア財団が方針とその実施に関するコミュニティーの決定に干渉することは稀です。
その他の理由で、違法なコンテンツや、本利用規約(ここで言及することにより組み込まれるすべての方針と文書も含みます)に違反しているコンテンツについて当財団に通知することは可能です。当財団の問い合わせ先については、こちらをご覧ください。ただし、通常はプロジェクトの当財団のコミュニティーに直接問い合わせることができます。こちらの方がより効率的であり、「利用者のコミュニティーに権限を持たせる」というプロジェクトの目的にも合致しています。
通常、各種プロジェクトには、さらなるガイダンスのための「ヘルプ」ページや「お問い合わせ」ページ、または問題を報告する特別なツールが提供されています。この方法では確信が持てない場合には、info@wikimedia.org、または[m:Special:MyLanguage/Volunteer Response Team|こちら]に掲載されているその他のアドレス宛に電子メールを送付し、コミュニティーのメンバーに相談することもできます。こうしたメールボックスを管理しているのは各種プロジェクトの利用者であって、当財団ではないことにご留意ください。その結果、これらの利用者に法的請求を行ったり、そのような警告をすべきではありません。
問題が発生した場合、当財団に報告していただければ、現行のコミュニティー主導の体制が調査を行い、必要に応じて解決することができるかどうか、またどのようにそれを行うかに関して検討いたします。
特異な案件では、プロジェクトに大きな混乱をもたらすか危険な行動を取るなど、特に問題がある利用者やコンテンツに対応する必要が生じ、コミュニティーが当財団に対応を依頼する場合があります。そのような場合、当財団はその単独の裁量により(または法律上の義務により)以下の行動を行う権利を留保します:
- (a) 本利用規約、各種プロジェクトの言語版の方針、その他適用される法律や方針への違反があったかどうかを究明する、または (b) 適用される法律、訴訟手続き、政府による適切な要請に従うことを目的として、あなたのプロジェクトのもしくは当財団のサービス利用状況について調査する。
- 詐欺、虚偽または検証不可能な情報、セキュリティ、または技術上の問題を検知、予防、対処する、または利用者の支援要請に応じる。
- 本利用規約に違反するあらゆる利用者からの寄稿を拒否、取消、無効化し、寄稿へのアクセスを制限する。
- 人権原則に則り、適用される法律に基づいて、違法な素材の寄稿
著作権侵害を繰り返すなど、本利用規約に違反する行為があった利用者の編集を禁止する。または、その利用者のアカウントやアクセス権を停止する。 - 本利用規約に違反する利用者に対して(法執行機関に報告することを含めた)法的手段を講じる。
- 各種プロジェクトのウェブサイトが適正に機能し、当財団、その利用者、ライセンサー、パートナー、公衆の権利と安全を守るように、ウェブサイトを管理する。
こうした当財団によるモデレーション(サイト内のコンテンツが適切であるように管理すること)活動では、ソフトウェア(トラフィックフラッド(DoS攻撃)防止ツールなど)を活用している場合があります。そのような場合、要請があれば、人の手による調査も通常対応しています。
当財団の利用者と各種プロジェクトの利益のため、いかなる者も、自らのアカウントやアクセス権が本条項に基づいて停止されるような極端な状況下では、当財団が明示的な許可を出さない限り、同じプロジェクトで別のアカウントを作成すること、利用すること、そのプロジェクトへのアクセス権を得ようとすることを禁じられます。ウィキメディア財団自体は、コミュニティーが持つ権限を制約することなく、本利用規約やコミュニティーの方針に違反する行為とはならない善意の批判のみを理由として、批判した利用者の編集や投稿を禁止したり、その利用者のアカウントやアクセス権を停止したりすることはありません。
ウィキメディアのコミュニティーとそのメンバーは、当該プロジェクトの言語版に適用されるコミュニティーの方針または当財団の方針で許可されている場合、方針に違反した利用者の調査、ブロック、追放をはじめとする処分をくだすことがあります。あなたは、当該プロジェクトの言語版でコミュニティーが設置した紛争解決組織(裁定委員会など)の最終決定にしたがうことに同意するものとします。かかる決定には当該プロジェクトの言語版の方針で定める制裁措置が含まれることがあります。
過去に複数のプロジェクトの言語版でアカウントやアクセス権を停止されたことがあるなど、特に問題がある利用者は、グローバル追放方針に従って、すべてのプロジェクトの言語版からの追放の対象となることがあります。理事会決議や本利用規約とは対照的に、単一のプロジェクトの言語版または複数のプロジェクトの言語版を対象とするものとしてコミュニティーがさだめる方針(「グローバル追放方針」など)は、該当のコミュニティーが独自の手続きに従って変更する場合があります。
本条項におけるアカウントやアクセス権の停止、利用者の追放は、本利用規約の第13条に従って行われます。
当財団が問題のあるコンテンツの報告を受けても充分に対応していないと考える場合、または自分自身が当財団のモデレーション活動の対象となっていることに異議を唱えたい場合には、こちらをご覧ください。異議申し立ての手段に関する情報はその時点で当人に説明されますが、該当のプロジェクトの「ヘルプ」ページにも掲載されています。
当財団は、利用者や第三者から受けた報告やその他の通信事項について、それが違法または問題のあるコンテンツや行為、あるいはモデレーション活動に対する異議申し立てに関するものかどうかを問わず、悪意、繰り返し、事実無根、あるいは虐待によるものであった場合には、その対応を(一時的または永久的に)停止する権利を留保します。当財団が適切とみなす場合、当人の電子メールアドレスを当財団のメールシステムからブロックすることもあります。従って、ブロックされている間に引き続き当財団に問い合わせたい場合には、当財団の郵送先住所を使用する必要があります。こうした措置は、よほど深刻な問題でない限り(例えば、根拠のない苦情に関する節度ある電子メールを3回まで)、一時的なもので終わりますが、これより頻繁または悪質な通信があった場合には、永久的な措置が講じられる可能性があります。
11. 決議とプロジェクト方針
ウィキメディア財団理事会は、時折、公式方針を出すことがあります。その方針のいくつかは特定のプロジェクトの特定の言語版にとって義務となることもあり、もしその場合、あなたはそれらを定められたとおりに遵守することに同意します。
12. APIに関する規定
当財団では、利用者が自由な知識を促進する製品を構築できるように、一連のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を提供しています。APIにはドキュメンテーションと関連ツールが含まれています。あなたは、当財団のAPIを使用することにより、APIの使用に関するすべての方針を遵守することに同意するものとします。かかる方針の主な例としては、ユーザーエージェント方針、ロボット方針、API:Etiquette(以下、総称して「API文書」)が挙げられ、これらはここで言及することにより本利用規約に組み込まれるものとします。
13. サービスの利用停止
当財団はあなたが各種プロジェクトでの寄稿を続けることを望みますが、あなたはいつでも当財団のサービスの利用を止めることができます。ある種の状況下(頻繁に起こらないことを願います)では、当財団、ウィキメディアコミュニティー、またはそのメンバーが(第10条で述べたように)、当財団のサービスの一部またはすべてを終了する、本利用規約を終了する、あなたのアカウントやアクセスをブロックする、あるいは利用者としてのあなたを追放する必要が生じる場合があります。あなたのアカウントやアクセスが何らかの理由でブロックされるか終了させられた場合、各種プロジェクト上でまたはこれに関連して公開されたあなたの寄稿物および活動記録(あなたが当財団に送信したすべての通信を含みます)は、(該当する方針に従って)影響を受けません。公開されたままになります。あなたは引き続き、当財団が特に告知しないかぎり、各種プロジェクトで公開されたコンテンツを読むという目的のためにのみ、当財団の公開されたページにアクセスすることはできますが、自分のアカウントや設定にはアクセスできなくなります。ただし、本利用規約のその他の規定にかかわらず、当財団はいつでも、原因の有無、告知の有無に関わらず、サービスを停止または終了させることができる権利を留保します。あなたの利用と参加が禁止、ブロック、または停止された後でも、第1条、第3条、第4条、第6条、第7条、第9条から第165条、第187条の規定を含め、本利用規約の関連条項は引き続き効力を持つものとします。
14. 紛争と管轄権
強調のためハイライトしています
当財団は、あなたを巻き込む深刻な意見の相違が生じないことを願っていますが、万が一紛争が起きた場合には、各種プロジェクトまたはプロジェクトの言語版およびウィキメディア財団が提供する紛争解決手続き/仕組みによって、解決を求めることをお勧めします。あなたが当財団に対して法的請求を申し立てようとする場合、あなたは、カリフォルニア州サンフランシスコ郡に所在する州裁判所または連邦裁判所で排他的に申し立てを行い、解決することに同意するものとします。あなたはさらに、カリフォルニア州法およびアメリカ合衆国の法律が(適用される範囲内で)、本利用規約、およびあなたと当財団の間に生ずる可能性がある法的請求に(法の抵触の原則を考慮せずに)適用されることにも同意するものとします。あなたは、当財団または本利用規約に関係するいかなる法的措置または手続きにおいても、カリフォルニア州サンフランシスコ郡に所在する裁判所の対人管轄権に服し、同裁判所が裁判地として適切であることに同意するものとします。
あなたは、紛争が発生後すぐに対処されることを確実にするため、たとえ制定法または法令がこれと異なる旨を定めていたとしても、当財団のサービスの利用もしくは本利用規約に起因して、または関連して生じるいかなる請求もしくは訴因も、適用される出訴期限の間に、またはそれより早い場合には、かかる請求もしくは訴因の原因となる関連事実が合理的な注意を払って発見され得た(または永久に除外され得た)時点から1年以内に申し立てられなければならないことに同意するものとします。
- マーケティング会社の調停
本利用規約の第4条で述べたように、当財団がその裁量により「有償の寄稿の非開示」セクションの違反を解決するために「マーケティング会社の調停」を採用する場合、あなたはこれに同意するものとします。「マーケティング会社の調停」とは、半日または全日のセッションが終わるまでに紛争が解決に至らなかった場合に、調停人が法的拘束力を持つ裁定を行うことにより解決する法的拘束力を持つ調停を意味します。調停は電話会議またはビデオ会議によって行われます。対面式の会議が必要とされる場合、「マーケティング会社の調停」はカリフォルニア州サンフランシスコ郡で行われるものとします。調停の当事者は、調停/仲裁に関するすべての手数料と費用を平等に分割して負担します。
あなたは、「マーケティング会社の調停」に関与する場合、当財団に協力することに同意するものとします。かかる協力には、使用したアカウント、関係のある記事、あなたに報酬を支払った顧客に関するものなど、あなたが開示していない有償の編集活動に関してあなたが保持しているすべての文書を適時に提供することが挙げられます。
マーケティング会社の調停」は、調停人が仲裁人を務めることになった場合、連邦仲裁法に準拠するものとします。勝訴当事者は、自身の弁護士費用(「マーケティング会社の調停」の妥当性を判断するために必要とした費用および法的拘束力を持つ裁定を執行するための費用を含む)並びに自身の権利を調査・執行するために支払ったすべての費用を回収する権利を与えられます。勝訴当事者とみなされるには、申し立てた請求がすべて認められる必要はありません。
「マーケティング会社の調停」の要件全体が何らかの理由で執行不可能と判断された場合には、あなたは本条の冒頭で述べた方法で紛争を解決することに同意するものとします。
15. 免責事項
強調のため目立たせてあります
ウィキメディア財団では教育的・報知的コンテンツを非常に広く一般に向けて提供するよう努力していますが、当財団のサービスの利用は利用する人の自己責任のみのもとに行われます。当財団は原則として「現状のまま (as is)」、「提供されているまま (as available)」でサービスを提供し、商品性の黙示保証、特定の目的への適合性、権利の非侵害などをはじめとする、あらゆる種類の明示的・黙示的保証をすることを明確に否認します。当財団は当財団のサービスがあなたの要求事項に適合すること、安全であること、機密を保持すること、中断が起こらないこと、時間通りであること、正確であること、エラーがないこと、あなたの情報が漏洩しないことの保証をしません。
当財団は第三者のコンテンツ、データ、行動に責任を持ちません。あなたは意図するにしろせざるにしろ、第三者に対する要求から生じる、またはそうした要求に何らかの形で関わる要求、損害を当財団、当財団の幹部、職員、代理人に与えません。口頭によるか文書によるかを問わず、あなたが当財団から得た助言や情報、当財団のサービスを経由して得た情報からは、本利用規約で明示されていないいかなる保証も発生しません。
あなたが当財団のサービスを通して素材をダウンロードすることまたは他の形で得ることは、あなたの裁量と責任のもとで行われます。その素材をダウンロードした結果として生じたあなたのコンピュータシステムへの損害、データの紛失については、あなたのみが責任を負います。あなたは、当財団のサービスを経由するコンテンツや通信についての削除、保存の失敗、送信の失敗について当財団が責任と責務を負わないことに同意します。当財団は、当財団のみの裁量で、いつでも、予告なしに利用の限度と保存容量の限度を設定する権利を保持します。
一部の国家や司法管轄では本節のような種類の免責事項を許容しません。そのため、法律によっては、本節の免責事項はあなたに適用されないことがあります。
16. 責任制限
強調のため目立たせてあります
ウィキメディア財団は、いかなる直接的、間接的、付随的、特別、派生的または懲罰的損害について、あなたまたはいかなるその他の当事者に対して責任を負いません。これらの損害には、かかる損害の可能性を当財団が知らされていたかにかかわらず、利益、信用、使用、データの損失またはその他の無形資産損失による損害を含みますがこれに限定されません。いかなる場合も、当財団の賠償責任は総計で壱千米ドル(1000.00米ドル)を超えないものとします。準拠法が賠償責任または付随的もしくは派生的損害の制限または除外を認めない場合、上記の制限または除外があなたに適用されない場合がありますが、当財団の賠償責任には準拠法で許されるかぎりの制限があるものとします。
17. 本利用規約の改定
各種プロジェクトの成長と維持にとってウィキメディアコミュニティからの意見が不可欠であるのとまったく同じように、本利用規約が当財団の利用者にただしく使われるためにはコミュニティからの意見が不可欠であると当財団は考えます。それは契約が公正になされるためにも不可欠です。このため、当財団は本利用規約と将来における本利用規約の有意に大きな改定とを、少なくとも終了までに30日間の期間をとってコミュニティに提供し意見を求めます。将来における改定提案が有意に大きなものであるとき、当財団は少なくとも(当財団の裁量で選ばれた)三つの言語での翻訳を投稿したあとにさらに30日の意見募集期間を設けます。コミュニティが改定提案をその他の適切な言語にも翻訳することは歓迎されます。不正確な記述を訂正するための法的または事務的な理由による変更、コミュニティの意見に対応して行われる変更については、少なくとも3日間の告知期間を設けます。
本利用規約は随時修正する必要がありうるため、当財団ではかかる修正についての通知およびコメントする機会をプロジェクトのウェブサイトによって、またWikimediaAnnounce-L上での通知によって提供します。しかしながら、本利用規約の最新版を定期的に見直していただきますようお願いします。通知および見直し期間に続いて新規の利用規約が正式なものになった後、引き続き当財団のサービスを使用することにより、あなたはその利用規約を受諾したことになります。ウィキメディア財団およびあなたのようなその他の利用者を保護するため、利用規約に同意しない場合、あなたは当財団のサービスを使用することができません。
18. その他の事項
本利用規約は、あなたと私たちウィキメディア財団との間に、雇用、代理人、パートナーシップ、共同管理、合弁事業の関係を創出するものではありません。あなたが本サービスを利用しても、欧州経済地域および英国の法律において、または同等の概念を持つ他の法律において、あなたは当財団の「権限の下において」行動しているとはみなされません。あなたが財団との別の契約に署名していなければ、本利用規約があなたと財団との完全合意になります。本利用規約と、あなたが当財団と署名した合意書との間に何らかの矛盾が生じる場合には、署名した合意書が優先されます。
あなたは、当財団が、電子メール、普通郵便、またはプロジェクトもしくはプロジェクト・ウェブサイトへの掲載という手段によって、本利用規約の変更などに関する通知を行なうことに同意するものとします。
当財団が本利用規約のいずれかの条項を適用または執行しない場合であっても、その条項に対する権利を放棄するということではありません。
あなたは、当財団が書面によって別段の旨に同意しない限り、当財団、コミュニティー、ウィキペディアの各種プロジェクトやその言語版におけるあなたのいかなる活動、寄稿、着想の提供に対しても、報酬が期待できないことを了承するものとします。
本利用規約に別段の定めがあったとしても、私たちウィキメディア財団とあなたは、各種プロジェクトやその言語版で適用されるライセンスフリーについて、本利用規約で当該ライセンスフリーが承認されている場合は、その規約と要求事項を修正しないことに同意します。
本利用規約は米国英語で書かれたものです。当財団は本利用規約の翻訳が正確であることを望みますが、英語版と翻訳版との間で何らかの差異が生じる場合、オリジナルの英語版が優先されます。
本利用規約のいずれかの条項またはその一部が違法、無効、または執行不可能であると判断された場合、かかる条項またはその一部は本利用規約から切り離されたものとみなされ、許容される最大限の範囲内で執行されるものとし、本利用規約の残りの条項はすべて引き続き効力を持つものとします。
ありがとうございました!
本利用規約を読むためにお時間をお使いいただきありがとうございました。そして、プロジェクトへ貢献し、サービスを利用していただきうれしく思います。プロジェクトへの貢献を通して、あなたには、本当に大きなものを作る手助けをしていただきました。それは、数百万の人々に他の方法では接することのできないかもしれない教育と情報を提供する重要な共同編集型のレファレンスプロジェクトへの貢献だけにとどまらず、非常に崇高な目標を目指し、同じ志を持った固い絆で結ばれた仲間たちとの力強いコミュニティへの貢献です。