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Movement Strategy/Recommendations/Increase the Sustainability of Our Movement/ja

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私たちの運動の持続可能性を高める

課題

私たちは私たちの運動持続可能性を高めるため、相手が編集初学者でも経験を積んだ貢献者でも分け隔てなく人々のニーズに賛同し詳細を調べます。私たちはより精力的で長期の視野を備え、公平な取り組みを採用して、私たちの運動に参加するさまざまな利害関係者ごとに資金リソースを生み出し配分します。

この勧告に関する短い解説動画

私たちの運動において、一方でコンテンツの投稿、編集、推敲こそ最も重要な活動と認め、他方で知識の公平性とサービスとしての知識に向かって進むには、他にも重要な貢献があることに気づいています。これらとは方針の公表と共感であり、能力開発や普及活動、調査研究や組織作り、募金活動のことです。私たちの運動の発展と持続は、これらの活動をもっと周知すること、特定の文脈に沿って、時には譲歩することが求められます。

運動の理念と慣習に基づき、有償の編集は認めず、内容の編集の独立性を妨げる収入源は追求しません。私たちは、地域のグループや新興のコミュニティーおよび組織に力を与えて支援し、既存および新しい方法で資金を獲得したり、提携関係を築くことができるようにします。私たちという運動は一方で成長を続け、ますます持続可能性を伸ばし、他方では地球環境が持続し続けるように、私たちの慣習を調整していきます。

変更と行動

人類の持続可能性

  • 運動に従事する人々の満足度と生産性を向上させるために、以下のような体系的なアプローチを開発します。
    • グループやボランティアの必要性を説明し、ローカルな事情を考慮して、効果的な支援と努力の評価を行うこと。
    • オンライン・オフラインを問わず、多様なタイプの貢献者を継続的に巻き込み、支援すること。
  • コンテンツの追加、キュレーション、編集に直接関係しないスタッフ、運営費、その他の活動に対する払い戻しを含め、彼らのニーズに基づいて、新興コミュニティや周縁化されたコミュニティを支援するために、より多くの運動資金を大幅に割り当てること。

経済的な持続可能性

  • ウィキメディア運動、その価値、成果、プロジェクト、コミュニティーについての認識を世界的に高め、知識を必要とする人、ボランティア、パートナー、寄付をしてくださる方の注目を得、信頼、関心を確保します。
  • すべての運動主体に適用される方針を作成し、収入創出のための規則を概説し、何が地域の状況や必要性に適応されうるかを定義します。この方針は、持続可能性、私たちの使命と価値観、財政的自立のバランスをとるものです。この方針に従って、私たちは以下を行います。
    • 持続可能性を高めるために、運動組織全体に収入創出の責任を分散させ、ローカルでの資金調達技能を開発。
    • 資金が透明で説明責任のある方法で集められ、使われることを保証しながら、収入を増やし、運動全体の収入の流れを多様化。
  • パートナーシップと収入によって、収入創出と自由な知識普及の両方のための新しい機会を模索。考えられる例としては、以下があります。
    • 企業レベルの API を構築すること(可用性、処理能力、ユーザビリティの高い基準)。
      • 小規模、非商業的、大規模な商業的再利用者のニーズを取り入れ、適切な場合には開発にパートナーを参加させる。
      • 製品設計・開発において、収入への依存や外部からの過度な影響を避けるよう注意しながら、企業規模の商用再利用者のための料金モデルや持続可能性モデルを検討する。
      • 非商用、調査リサーチ、小規模から中規模の商用利用のための自由で無制限なアクセスを継続するための適切なセーフガードを開発する。
    • MediaWikiの技術開発におけるサードパーティのエコシステムの積極的な関与(例:WikibaseやParsoid)。
    • MediaWiki技術に関する専門家および相談助言を提供すること。
    • ウィキメディアのブランド力を生かした商品化。

詳細説明

現在の環境では、ファンドの資金とスタッフの大半が北半球に位置しており、リソースの不公平な配分を引き起こしています。私たちの運動が持続可能な成長を遂げ、resilienceを実現するためには、私たちのコミュニティーにまだ存在しない人々に、より積極的に働きかけることが必要です。このことはまた、すでに運動に参加している人々の貢献を評価するためのより良い方法と釣り合う必要があります。さもなければ、燃え尽き症候群や離職によって、記憶、勢い、能力、そして人々を失う危険性があります。

人々

私たちの将来は健全で多様な協調関係の環境で、常に貢献者が入ってくる状態に依存します。しかしながら、リソースや能力(例:資金、提携相手、施設など)を運動のどこにいても公平に行き渡らせる機構が欠けています。また仕組みとして全ての参加者にオンラインとオフラインの貢献ができているかどうか、認識も実施措置も整っていません。貢献者をもっと獲得し定着率を上げるには、手順やプロセス、フレームワークの改善に依るところが大きく、さまざまなニーズに対応していく必要があります。

金銭的な資源

私たちの野心的な戦略的方向性は、現在の漸増的な増額を超え、今後、私たちの運動に充当する予算の増加を必要とします。現状の集金モデルはウィキペディアのバナー経由の寄付に大きく依存しており、外部要因の変化に対する耐性が低く、将来の技術や知識の消費傾向によって効果が薄れる可能性があります。そのような変化の一例として、直接のトラフィックが減少し、仮想アシスタントや検索エンジン経由のアクセスの増加が考えられます。私たちのプラットフォームや製品の利用に関与し、多様でグローバルなアプローチがもたらす可能性、技術の発展やさまざまな予算獲得の道を、みすみす見逃すことになりかねません。予算の流れのほぼ全体が少数の運動組織を通過する現状では、必ずしも予算機会を得られず、不公平さが続いています。