Jump to content

Training modules/Keeping events safe/slides/conduct-a-post-incident-review/ja

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
This page is a translated version of the page Training modules/Keeping events safe/slides/conduct-a-post-incident-review and the translation is 100% complete.

イベント終了後: 事故の反省

事後評価。事件の対応を終えたら緊急事態対策チームにとって事後評価をすることが重要です。

  • 通報のあった状況の対応は有効でしたか ?
  • もっと効果的に対処できた部分はありますか?
  • うまく対処できたことはありますか?
  • 何らかの方法あるいは形でコミュニティと分け合うほど重要な学びはありましたか?
  • 事件に関わった人たちのうち、たとえば事件を通報した人、通報された人や嫌がらせ行為の被害者の他、ボランティア、参加者あるいは出席者のなかに、事後の対応が必要な人は一人もいませんか?

あなたが個人あるいはチームとしてとった行動は、前述の質問に答えると評価しやすくなる上、改善できる点に気づき、どの特定の項目を行動に移すべきかわかり対処できます。どのように事後評価をするか決めるのは緊急事態対策チームです。実際に集まってミーティングを開く、電話会議、報告書を共有して書く方法もあります。

文書化。事後評価が済んだら報告書を書いてください。報告書に必ず含めるキーポイント:

  • あなたが遭遇した問題点や障害は何か特定する
  • 事案にどう対処か述べる (実施した場合)
  • その過程で学んだことを共有する
  • 事案の対策を進めるために改善すべき点もしくは事情を考慮するべき点を提言する

報告書を公表する必要がある場合は、できるだけ匿名化しなければなりません。完全版はごく限られた人だけが保管し、そのことの報告も今後の対応に適切な範囲にとどめます

情報を広める。 自分の経験した事案をほかの人と共有する機会として活用し、新しい手順の提案や、現状の手順に欠けている部分を補うために提案したり、今回、自分が新しく学んだことがあれば伝えてください。イベント開催部署内でこの報告書を共有するため、関係者は匿名にして個人情報の流出や秘守義務違反を避けてください。イベント開催担当は義務にしたがって、現場から集まった報告書を適切な経路で公開するため、イベントの全体報告書に組み込む場合と独自に扱う場合があります。