Movement Strategy/Recommendations/Invest in Skills and Leadership Development/ja

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それぞれの勧告への直接リンク： 1. 私たちの運動の持続可能性を高める 2. ユーザー経験を向上 3. 安全と包括性を確保 4. 意思決定に公平さを確保 5. 利害関係者同士の調整 6. 技能開発と指導者育成に投資 7. 内部情報の管理 8. 訴求する主題を見つける 9. フリーな知識における発明 10. 評価し反復し、取り入れる

技能開発と指導者育成に投資

課題

この勧告に関する短い解説動画

私たちは、運動に参加する個人や組織およびパートナー機関に投資して、運動の健全性と成長に不可欠な技能と対人スキルを開発します。これはローカルの技能開発とグローバルな調整を組み合わせて、コミュニティが互いに学び合い、既存の専門知識を基に構築し、オンラインとオフラインの活動に使うローカルの技能向上を目指すことで実現します。これらの活動には、編集やその他の形式のオンウィキの参加、コミュニティへのアウトリーチ、ボランティア管理と認知、権利擁護（アドボカシー）と公共政策、紛争解決、パートナー関係の開発、資金調達、組織開発、プロジェクト管理、広報連絡（コミュニケーション）などが含まれます。

また個人にも投資し、戦略方向性に合わせて運動を変化させるために必要な能力を開発します。私たちが想定する運動構築の担い手は、献身的で十分な訓練を受け、社会面と技術面の技能を備えた個人であり、各人の背景はグローバルなコミュニティの多様性を反映してさまざまなはずです。技能とリーダーの育成に投資する私たちの意図は、運動をより拡散し、持続可能にすることにあります。

変更と行動

• ローカルのコミュニティとその参加者、そこに所属する各種組織を対象として、体系的でグローバルなアプローチを構築し能力開発を進めます。そのためには以下のことが必要です：
  • 資産とニーズをマッピングして集計データを作成する方法論を確立、真のニーズに基づいた能力開発の取り組みを展開。
  • 学んだり教えたりする技能を得るため、ウィキメディア運動を横断する仲間同士のつながり／マッチングを促進するサービスを確立。（例：相互学習、ネットワークづくり、目的に共感したりパートナー組織の情報を集約）。
  • 多様な方法を奨励して研修や指導役（メンタリング）、相談や助言、オンライン学習、ピアツーピア・サポート、イベントなどを進めること。
  • （オンライン・オフラインを問わず）技能開発の奨励策を設けて（インセンティブ）、（バッジ承認制度などの）技能の認定を見える化すること。

• 整然としていてグローバルに調整済みのリーダー養成計画を策定すること。その要件とは：
  • それぞれの文脈に応じて必要な技能ごとにリーダー像を理解し理想づくりの手順を確立すること。
  • 既存のボランティアの関与に基づいたツールもしくは手順を実施して、コミュニティ内部からリーダー候補探しができるよう補佐すること。
  • 外部の社会運動からもリーダー候補の参加を呼びかけ、ウィキメディア運動を多様に豊かにしていくこと。
  • ローカルや地域のレベルで研修が受けられるようにして（例：オンラインや対面型）、それぞれのコミュニティに関連性が高いリーダーの技能を個人に習得してもらうこと。
  • 状況に応じて自治を促すように役割や技能の概要を決めておき、コミュニティに力を与える補佐が確実にできるようにします。

• Invest in new or existing technological infrastructure which facilitates learning of skills through functional, collaborative, real-time tools and quality content. This requires:
  • A user-friendly, searchable, multilingual, multi-format, curated platform to host learning resources (e.g. tutorials, videos, online training, etc.).
  • Learning resources (e.g. “learning packs”) directed to individuals and organizations joining the Movement to encourage self-directed knowledge acquisition and development of skills within our practices and roles.
  • Learning packs required to understand issues that relate to scalability, sustainability and other areas considered in the Wikimedia Movement Strategy recommendations.

Procedures to evaluate the quality of learning content and to facilitate the transfer of knowledge at global and local levels.

詳細説明

Well-organized and well-established projects and groups have greater access to resources than others in our Movement. Linguistic, technological, cultural, economic, social, and other barriers prevent many stakeholders from accessing equitable opportunities and resources. Training topics in the past were not always selected based on community needs, and many proven methods and good practices for building capacity were not employed in our Movement. Much of the knowledge that exists in the people and organizations in our Movement is not tapped into for the benefit of peers elsewhere, while mentoring, coaching, online learning, and taking advantage of external expertise remain under-utilized.

Developing skills is also a matter of internal knowledge management. The platform MetaWiki has to date not been effective in allowing everyone access to high-quality learning materials and for connecting peers across the Movement for mutual learning and support. Newcomers face a steep learning curve and often get discouraged and leave, while seasoned Wikimedians are neither encouraged nor empowered to scale their contributions or share their expertise. Stakeholders are frequently isolated and forced to recreate work, instead of accessing, leveraging, and building upon existing capacities.

リーダーとしての技能とは、グローバルな多様性を代表する運動を構築する鍵です。さまざまな地域や文脈で積極的に参加する人々は、社会経済的にも政治的にも、文化環境において何がうまく機能し、コミュニティの発展に不可欠なものは何か理解しています。ところが私たちは今日まで、ボランティアのリーダー格を養成する正式な研修プログラムに投資してきませんでした。それはウィキメディア運動において責任ある立場になれるかどうか不平等を悪化させ、声が十分に届きにくいグループに属する個人には、能力開発が困難になります。リーダーとは私たちの運動に健全な若返りをもたらし、少数の手に権力が集中しないようにして、あるいは燃え尽き症候群やドロップアウトの問題を防いでくれます。