Jump to content

助成金:プログラム/ウィキメディア・コミュニティ基金/更新情報/2024年7月

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
This page is a translated version of the page Grants:Programs/Wikimedia Community Fund/Updates/July 2024 and the translation is 100% complete.

ウィキメディア助成金の受給者コミュニティの皆さんへ、

このお知らせでは一般支援基金(GSF)に関して、2024-25会計年度(2024年7月1日 – 2025年6月30日)に導入した更新と変更をまとめて示しています。変更の及ぶ範囲は一般的な受給資格の要件助成金受給の条件財務におけるコンプライアンスの要件修正申請、助成金の選択肢にわたります(詳細は下記でご説明します)(訳注:GSF=General Support Funds)。

コミュニティ資源チームは2023-24会計年度においていくつかの新しいオプションを導入しており、具体的には助成金受給者が年次助成金を申請する方法を簡素化したり、2024-25会計年度は旧年度の企画を更新できるようになり、また複数年助成金受給にはいくつかの選択肢を設けています(のべの期間は2年や3年、あるいは複数年計画で戦略に基づくなど複数の基本パターンなど)。左記のさまざまな選択肢を評価する観点としてプロセスの効率性、コミュニティが採用したいかどうか、地域基金委員会(RFC)として検討すべき事項、現状の地域予算の実情、さらに助成金戦略における資金配分の公平性の原則があり、評価を済ませた結果、一般支援基金のシステムでは以下の選択肢は継続して利用できる予定です。

GSF(一般支援基金)の新規申請(年次系各区もしくは迅速助成金よりも規模が大きく期間が1年以外の計画)

申請前の確認事項:

  • 申請経験者:手続きはほぼ同じです。基本的な一般情報と資格要件をお読みください。
  • 初めて申請される人:まず、初めて申請される方向けの資格要件という一連の重要な文書を通読してください。実際に申請に進むには、事前に面談で打ち合わせをするため、必ず地域プログラム担当者に連絡していただきます。担当者はどの助成金プログラムが適していてどう申請するか、申請の資格と要件をはっきりさせること、プロジェクトとして申請予算の概算を決めるお手伝いをします。

従来の申請を年単位で更新する選択肢

2024-25会計年度は当プロセスの試験運用の初回として、以下のことを希望する助成金申請者に対応します。

  • プログラムの作業と予算枠は前年度と同じ場合。
  • 前回の申請と比べると、プログラムおよび予算をまったく変更していない場合。
  • 従来よりもプロセスが簡素化された審査を受ける場合。
  • インフレ分の補填を受ける場合(注:インフレ補填は更新のつど、IMFインフレ率 と地域ごとに使える予算に照らして地域基金委員会(RFC)が決めます)。

中でも、グローバル・キャンペーンや年次計画で従来と同じプログラムをおおむね維持しながら活動を継続する場合は、このプロセスがお役に立つはずです。

申請前の確認事項:

新しい期間3年の複数年助成金の申請

期間3年の複数年に基づく助成金提供の選択肢は、助成金受給者コミュニティに属し、以下の各項目を希望する方なら引き続き利用できます。

  • 3年連続で安定して資金計画とプログラム実施を維持してきたこと。
  • 複数年助成金の期間にわたり、年次の増額が地域の成長率を超えないよう、3会計年度ごとの定義し計画を立てます。
  • インフレ補填は国際通貨基金IMFインフレ率に基づいて付加。

ご留意点:地域基金委員会はそれぞれの申請ごとに個別に予算増額と FTE の増員、さらにインフレ率の補填について決定する上で、利用できる地域単位の予算額とあわせて、助成金受給者ごとの発展歴、助成金受給者の予算決定と余剰金の発生に関する履歴データを考慮します。

申請前の確認事項:

以下のいずれかに該当する場合:

  • 複数年資助成金の申請が2年分のみで、2年目に助成金の大幅な増額を予定される場合は、更新の手順に従うか、あるいは申請書を新しく提出してください。
  • 2年目または3年目に地域の経済成長率を上回る資金増額を申し入れる場合は、当該年ごとに申請書を新しく提出して地域基金委員会の検討を受けてください。

これら変更点は、今年分の助成金プログラムの実施に重点を置くと同時に、他のプロセスとの調整も意図して進めており、現在および将来の資金配分の意思決定機関を支援することや、よりよいシステムの構築に役立たせることばかりか、例えば関連する戦略の認識および報告書の更新などが該当します。

変更点に関して質問や相談したいことがあるときは、地域プログラム責任者(Regional Program Officer)にご連絡ください。