キャンペーン/主催者向けフレームワーク
このページの内容は?
主催者向けフレームワークの草稿第1弾へようこそ、これはウィキメディアのエコシステムに参加し、コンテンツ・キャンペーンやコンテストの主催を希望する皆さんを支援するものです。User:Astinson (WMF) さんと User:SGill (WMF) さんが作成した、早期の草稿です。解説文書は現在、推敲を重ねている途中で、有意義な説明は何か、意味が通じないか、より良いものにするため、皆さんがもっと知りたい部分が私たちに伝わるよう、ご協力をお願いします。
トークページあるいは議論の空間にぜひフィードバックをお寄せください。
このページでは、コンテンツのキャンペーンを以下のように定義して進めます。
- キャンペーンとは寄稿者を呼び集めて、一定期間、特定のトピックまたは寄稿手段に集中させるもの。Campaigns。
- 編集大会(コンテスト)あるいはチャレンジとは、キャンペーンの一種。対象者は一般に活動に慣れたウィキメディアン、主題は質の高いコンテンツ作成に焦点を当て、通常は賞品ほかを伴う。Contests。
注記:除外するものはコミュニケーション(意思疎通)やマーケティング(運動や可視性の促進)のキャンペーン、あるいは募金活動。
枠組み
発想を生む
キャンペーンはなぜ始まる?
キャンペーンは、しばしば予想もしない場所がきっかけになって始まります。特定のミーティングにウィキメディアの異なる主催者が集まりそれぞれの技能に差があって、共通のイニシアティブが見つかった時。先例をあげます。
- ウィキは記念物が好き は、オランダで始まった試みが下敷きにあり、当初、博物館や美術館で写真キャンペーンを開こうとしたのに、成果はあまり上がりませんでした。(Wiki Loves Monuments)
- #1lib1ref ならびに ウィメン・イン・レッド はどちらも、ウィキマニア・メキシコシティの参加者同士が交わした会話から発展したもの。(脚注追加の1lib1ref、Women in Red)
- アート+フェミニズムの始まりは最初は活動家の皆さんの会話がだんだん回を重ねていったもの。(Art+Feminism)
- 中央東欧の春、ウィキメディア・アジア月間はそれぞれの地域内でもっと共同作業を広げて増やせないかという望みが原動力。(CEE Spring、Wikimedia Asian Month)
- ウィキはアフリカが好きとはアフリカ全域のコミュニティを刺激してウィキメディア運動に参加する組織作りを意図しました。(Wiki Loves Africa)
共通のゴール
キャンペーンの主催者になるメタの参加者は、それぞれ異なる以下のようなゴールに触発されることがよくあります。
- コンテンツの格差を埋めたい
- 新規参加者の入門編
- 利用者の定着率をあげたい
- 提携先の組織あるいは資金提供者と共同作業をする、または先方のゴールを達成するため
- ローカルのコミュニティの技能を高めたい
- 個人が決めた課題を満たすため
ウィキメディア運動の戦略方向性にますます注目が集まる中、ウィキメディアを「無料の知識のエコシステムとして欠かせない社会基盤にする」ためのさまざまな要件を満たしていくことこそ、キャンペーンの焦点にする必要が出てきました。その要件とは私たちの使命に向かって新しい参加者を招き入れること、あるいはまた、基礎知識や欠かせない知識にある格差を埋めていくことも対象かもしれません。
どうすれば発想が生まれますか?
キャンペーンを発想し設計するには、以下の質問を問いかけてみることが重要です。
- どんな人を対象にしたキャンペーンなのか、相手にどうすれば魅力を感じてもらえるか?
- キャンペーンの主題やトピックは、既存の参加者と新規参加者の両方を含んでいるか?
- 簡単で、キャンペーンの新規の投稿者にもできるどんなタスクがあるか?
- 主催者コミュニティとキャンペーンの対象は、その主題やトピックに参加しようとして、充分な専門性を備えているか?
上記の質問にまずご自分で答えを出してみて、次に他の人たちにも同じ質問に取り組んでもらう作業を重ねるようお勧めしており、そうして複数の発想や作戦が集まったなら、先ほどの目標に対応できるかどうか、個別に探ってみてはどうでしょうか。以下の流れをご覧ください。
- アイデアを生み出すには、コミュニティに既にいる主催者とアライあるいは外部の提携先を集めます。 運動主催者調査を読むと、対面型の共同作業では創造性が高まり信頼を強めると明らかにしています。
- 経験を積んだウィキメディアンにも新規参加者にも魅力的な、投稿モデルに注目すること。
- 参加者に奨励して、共通の目標を達成する方法を創造的に考えてもらうこと。多くのコミュニティは無理しない取り組み方、自分たちがすでに慣れている、あるいはまた個人的にやる気を刺激される物事を選んでいます(つまり「何でもあり」の編集イベントを企画するせいで初心者にはトピックをどう特定すれば良いか、あるいはエディタソンの開き方が理解できないせいで、新人参加者の定着率は運動全体を通して高くならない)。私たちの運動で最も成功した複数のキャンペーンでは、戦略を組織化して実践に移すという方式に大きく傾き、これらはウィキメディア運動内で「典型的」な取り組み方ではありません。
キャンペーンの報告
成功するキャンペーンにする作業全体には、キャンペーンの調整を引き受けるコアチームを置きます。チームが繰り返して実施するとして、初回にはまず材料の開発に重点的な投資が必要です -- 何しろ初めてですから、前回から材料の引き継ぎはないし、言い換えるなら他のキャンペーンから材料を援用させてもらうしかありません。
スタートアップであるがゆえに、キャンペーンの最初の数回を繰り返そうとしても、場合によっては投資した時間とエネルギーの量は、成果としてのコンテンツやコミュニティの活性化の量とバランスしないかもしれません。その後はキャンペーンを繰り返すうちに、以前の反復で作成しておいた連絡網その他の素材を再利用できるため特定の種類の作業は減りますが、コミュニティから集めたフィードバックに基づいてチームが開催を繰り返そうとする、あるいはまた、以前よりも多くのコミュニティがキャンペーンに参加を希望すると、以前よりも別の種類の作業が増えるかもしれません。
'キャンペーンの企画前に答えを求めておくべき質問:
- 私のチームが余裕で持ち込める時間やエネルギーは、どのくらい?
- チームはこの編集大会やキャンペーンを、単発の企画と考えているか? あるいは複数回の開催を予測しているか?
- キャンペーン終了時点に、どんな成果が上がっていたらチームはがんばって良かったと満足だろうか? それはチームが賛成する成果か?
- 主催者として私たちのチームには、成功に欠かせないさまざまな技能ごとに、能力のある人たちが参加しているか?
- ボランティアと一緒に活動する場合、チーム内には重要な能力を備えた人がきちんと揃っていて、誰かが生活上の理由で作業担当から退任する場合に「辞めます」と言いやすい状況が整っているか?
- 注記」テーマや主題の多くは、対象となるコミュニティを理解しておくことが必須になります。(例:ストーリーテリングという手法の理解。当該のコミュニティの習慣や関心事項を知っていること。)
鍵となる構成要素 | アプローチ方法 | 役に立つ文献とツール |
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リソースを揃えて仲間や提携先を整える | 編集大会の初期段階に、主催者から一緒に進めたい相手(allies)に協力を申し入れて、先方に意欲があるか、大会への貢献が頼めるか確認します。提携先とは以下の種別が考えられ、複数を組み合わせたり、その配下のグループと結びつく場合もあります。
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以下について詳細をご覧ください。
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作業リストを用意して参加の道順を設計 |
作業リストを組む編集大会やプロジェクトの場合、大半は対象とする投稿者の一覧を設けています。編集初学者には、ウィキメディアのプロジェクト群で自分にぴったりの主題(トピック)を見つける方法がなかなかわからず、経験を積んだ投稿者ならあまり手がけたことのない主題なら出発点として簡便な一覧がほしいと感じるようです。きちんと整った作業リストなら、新人編集者は「何から始めたら良いか」迷わせず、編集大会の活動に意識を集中するよう導きます。 一覧には次に挙げる例があります。
他のサンプルを参照するには、こちらのウィキメディア運動に関連するブログ集で探してください。 ウィキデータの項目はますます充実しており、これを使うツール類がエンドユーザーに寄り添うようになると、ウィキデータ上のリストはウィキペディア空間の編集大会にしっかりした土台を提供するはずです。例えば〈赤リンクの女性たち〉(原題はWomen in Red)の場合は百科事典に執筆した記事から情報をウィキデータに持ち込んでおり、結果としてウィキメディアの全てのコミュニティに向け、著名な女性の可視化を進めていますし、〈ウィキは記念物が好き〉(原題はWiki Loves Monuments)も情報をウィキデータ用に変換しています。 ウィキメディアのエコシステムでは、作業リストの作成は重宝がられます。作業リストを小規模でもクラウドソースのチャレンジとして済ませると、その後、経験を積んだ編集者をより多く惹きつける編集大会へ発展できるからです。メインの編集大会の準備段階で作業リスト作成(複数可)を主眼にしたタスクを立て、参加をウィキメディアンばかりか図書館司書、専門家に呼びかけてはどうでしょうか。 ツールが適合すると、一覧への「アクセス」能力が高まります。キャンペーンにダイナミックなインターフェースを導入すると、投稿のバリアーが下がりやすくなります。一例として、Listeriabot(リステリアボット)を使っているプロジェクトはウィメン・イン・レッド Women in Red※。ウィキメディア・コモンズのキャンペーンは新しいツールが複数あり、ISAツールを使って「関係記述」(depicts)キャンペーンを実施、マッピング用ツールは写真投稿大会で有効で、たとえばポーランドのウィキバケーション企画「WikiWakacje」で採用しました。オーストリアのWikiDaheim が採用したWikiDaheim、フランスのマ・コミューネ・ウィキペディア Ma Commune Wikipédia|Ma Communeが選んだMaCommune などもあります。
参加を促す戦略を設計対象者を明確にした簡単な方法に確実にしぼりこんで、キャンペーンが想定した観衆が参加できるようにします。例をいくつか挙げます。
賞品、表彰コンテストや報酬の要素を1つ追加すると、一部の参加者、特に経験豊富なウィキペディアンのやる気が上がります。また予想されるリスクとしては素直ではない動機を設けてしまい、同じ種類の貢献ばかり増やしてしまうかもしれません(機械翻訳の生出力など品質の低いコンテンツを矢継ぎ早に投稿する、あるいはまたメディア・ファイルやウィキデータに不要なデータを追加するなど)。コンテンツの判定と報酬や賞品または参加者の表彰を連動する予定がある場合は、参加方法に適した採点戦略を決めておくと良いはずです。下記はいくつかの例です。
主催陣への参加を促す戦略コンテンツ投稿の戦略だけではなく、主催者側をサポートしてくれる人手をローカルのコミュニティから呼び込む戦略も設ける必要があります。詳細は、以下の「コミュニティが複製して使うパッケージ・アクティビティ」の段階を参照してください。
参加の流れを設計初回の開催時には、投稿の全てのタイプ要件を設定する必要はありません。ほとんどの場合、初回にはメインの課題を決め、参加者から寄せられた妙案や投稿戦略を採用して次回の開催に反映しているようです。例をあげます。
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作業用リスト関連のツール
入力にはQuery Service(クエリサービス)と PagePiles(ページパイル)に加えて下記が使えます。
投稿呼びかけ用のツールの例
主催者対象の支援ツール
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連絡作戦と日程表を作る |
時期と日程表コンテストやキャンペーンの開催期間は、ほんの数日から1週間、まる1ヵ月とか数ヵ月などさまざまです。皆さんの活動によって観衆が異なるとその関心の範囲も変わるでしょう。キャンペーンをデザイン(立案)するとき、時期と日程表の設定は以下の点に照らしてください。
連絡作戦キャンペーンまたはコンテストなら初めから終わりまで、キャンペーン参加を広報し、翻訳したり地域コミュニティのニーズに合わせてカスタマイズや適応(ローカライズ)できるように、一貫した連絡作戦の提供が重要です。一部の聴衆は、たとえば非常に献身的なウィキメディアンだったら、活動範囲も連絡網も限定的なキャンペーンでも見つけて出席するかもしれません。ただし、特に外部のコミュニティやネットワークが対象の場合、戦略は先方のニーズに応じて立てることが重要です。そういう活動なら、主催者は通常、次の配慮をして実行します。
問い合わせ対応の管理Most external-facing campaigns maintain some sort of contact tracking strategy among the meta-organizers or on each local team’s tracking environment. There are typically two types:
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Package activities for communities to replicate | Some types of campaigns have in-person events or multiple local digital activities. If you intend to run these activities, it is important to provide guidance for organizers from multiple organizations, contexts or levels of experience in the Wikimedia movement can replicate it. Organizer focused toolkits from existing campaigns include:
New organizers may face unexpected challenges. If planning for local community activities, meta organizers might need to help local organizers connect with infrastructure or event partners. In Art+Feminism, the central organizers distribute the organizing packages alongside support connecting with Wikimedia trainers and other resources needed for the local event. In both Wikimedia Sverige’s partnership with the Swedish Embassies for WikiGap and BBC 100 Women editathons and the Amnesty and Wikipedia event supported by Wikimedia UK, the affiliate supported connecting local partners with Wikimedia Communities. |
Editathon trainings and resources: |
キャンペーンへの参加
ウィキメディア運動におけるキャンペーンの典型として貢献にあてる時間がかなり制限されており、投稿、見守り、意見交換という志の高いサイクルをうまく回すと参加のレベルを引き上げることができます。参加者の徳に依拠するだけに、いつも必ず有機的に働くとは限りません。意思疎通が苦手な参加者もいるでしょうし、自分から誰かに声をかけて参加を呼びかけるのは上手じゃないかもしれないし、なによりも、オンウィキのローカルのコミュニティはウィキメディアのコミュニティに入ったばかりの初学者につらく当たらないよう気をつけることと、補佐をしっかりして苦い思いをしないで済むようにすること、(その人たちが)定着してイベントの一員になってもらうよう配慮は欠かせません。プロジェクトに勢いをつけて保ち続けるには、投稿の見守りと補佐のプランを立てることも重要です。
Before the Campaign Engagement Window, consider asking yourself the following questions:
- Is the organizing team ready to support newcomers and participants in the campaign? Do you know how to monitor and supporting participants?
- Have you begun preparing update communications, so that it is easy to send out updates to participants during the campaigns?
鍵となる構成要素 | アプローチ方法 | 役に立つ文献とツール |
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対象となる投稿 | 参加と意思疎通の戦略がうまく回ると(上記の説明ご参照)キャンペーンにへの投稿者各人やローカルのコミュニティの貢献が始まります。どんなに望んでも投稿が始まらない場合は、以下の質問に答えてみて、意思疎通の方法または投稿の戦略をもう一度、見直してはどうでしょう。
If contribution does not happen how you hoped, consider reevaluating your communications or contribution strategies with the following questions:
Many campaigns, contests or newcomer invitation strategies don’t work in their first iteration: that is okay; iteration and learning from these experiences is how the WIkimedia movement identifies gaps and opportunities for new activities. |
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参加状況をモニターする | Work with local teams, judges and reviewers to monitor the quality of the content being created and provide feedback to the contributors. Most events or campaigns devote time and energy as part of the campaign to finding high quality example content for communications and for showing examples of ideal content for folks who are just beginning to participants. During contests, it's important to monitor and provide feedback so that contributors have an opportunity to improve the work that’s not up to expectations from the community. Moreover, most campaigns involving newcomers encounter deletion or other both negative and positive community interactions. 2020年には編集初心者がおおぜい参加して、ひとり単位では少量の編集だったキャンペーンは2件あり(5月の#1lib1refおよび#WPWP)どちらの場合も大規模ウィキペディアで破壊的な投稿をした新人編集者は低率でした。双方の主催者が努力した点とは、a) この問題をきちんと把握すること、b) この問題を表明したいが困っているコミュニティと意見交換すること、c) 編集初学者というコミュニティがやめてしまわないように提携組織や国・地方別協会 と協力することです。前例の経験について詳しく知りたい場合は、こちらのWPWP 主催者にインタビューしたブログ投稿をご参照ください。 |
ツール:
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Communications for engaging contributors | Provide regular updates such as weekly statistics, leader of the day, etc., to motivate existing and engage new contributors. Communications often highlight the participation of communities and stories about individuals involved in the campaign as a way of both encouraging strong participants and reminding other participants of the opportunities related to the campaign. Here are some good examples of ongoing communications about the campaign content:
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Campaign Followup
Campaign followup is a really important component of organizing campaigns: it is an important part of the long-term impact of campaigns, a moment where high quality contributions and organizing can be recognized, impact communicated, and lessons learned shared with the broader Wikimedia movement.
Key Components | Approaches | Further Reading and Tools |
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Follow-up and re-engage contributors |
Followup communicationsJudgingIf the contest wants to identify and support some type of recognition or scoring based on quality or quantity of impact, you may need a planned judging process. For example, Wiki Loves monuments goes through several rounds of first National Level and then international level judging of photographs using the Montage Tool. Announcing Winners and AwardsMany contests or campaigns have competitive rewards. Some projects focus on intangible awards, such as barnstars, recognition through award ceremonies, or supporting the content as featured content. Other projects provide something tangible: internet access, gift cards or cash rewards, swag, or materials. Consider getting more tangible rewards as in-kind donations from partners. When announcing Winners, consider creating a blog post, press release, or other broadcast of the content -- its a good way to educate the public about how individual contribute to Wikimedia projects. Examples include the annual announcements from Wiki Loves Monuments and Wiki Loves Earth. Moreover, award ceremonies can be good ways of taking something that sometimes feels abstract (contributing to an online community) and make it practical. Moreover Award ceremonies are good ways to encourage press, partner awareness, and recognition of volunteers. ReengagementTo ensure contributor retention, create a follow-up plan for notifying and engaging folks after a campaign. Some campaigns and contests, like WikiProject Women in Red, have natural “homes” for ongoing participation after the campaign -- developing a WikiProject for ongoing contribution is a good way to do that. Other projects like #1lib1ref and Wiki Loves Monuments rely on local organizing teams to keep track of participants, and engage them in local Wikimedia activities. Encouraging local organizing teams to work with local Wikimedia affiliates to keep them and campaign participants involved involved. Most programs, outreach and campaigns in the Wikimedia movement do not have high ratios of retention of newcomers. Consider running experiments with your campaign and community to improve retention and sharing those experiments with the broader movement. |
Tools:
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評価と報告 | Evaluation is important for campaigns and contests in a number of ways: first it can help articulate the impact of the work for sharing and communication subsequent the campaign; second the visibility of impact can encourage others to participate in future campaigns or create their own inspired by your work; and last by learning from what did and didn’t work when organizing an event. Reporting impactMost campaigns have impact reports of some sort, to help both individual participants and the wider community see and understand the impact of the work. These reports are also useful for helping partners and funders understand the work that you have completed. Here are some example reports:
Describing learning and identifying next stepsCampaigns involve iteration, experimentation and often innovate in how Wikimedia communities. Some communities describe the learnings in the general reports (see Reporting Impact) but additional reflections on what worked, what didn’t work and how to implement improved support for the program can also be helpful. |
Tools:
Specialized results tooling: |