Mix'n'match/Import
カタログのimport or update機能により、新規または既存のMix'n'matchカタログのエントリをインポート・アップデートすることができます。
カタログの指定
既存のカタログのカタログIDを指定するか、新規のカタログに対しては必要情報を追加することができます。プロパティの値を埋めてから他のフィールドに移動すると、Wikidataのプロパティから利用可能な情報が読み込まれます。
情報源の指定
CSV(カンマ区切り)またはTSV(タブ区切り)のデータをインポートすることができます。データファイルをアップロードするか、またはファイルを指し示すURLを指定できます。URLを使う方が、そのURLからカタログを自動的に更新して、新しいデータや変更されたデータをカタログに含めることができるという利点があります。
- タブまたはカンマ区切りの選択が正しいことを確認してください!
情報源のファイルには、あとで示すキーワード/パターンの一覧から選んだヘッダからなるヘッダ行がかならず1行必要です。
Google Sheetsを情報源として使うには:
- "File/Share/Publish to the web"メニューを使う
- 正しいシートを選択する
- "Automatically republish when changes are made"("Published content and settings"の中にあります)にチェックを入れてシートへの変更がCSVファイルに反映されるようにする
- (シートのURLではなく)そのダイアログのURLをURLボックスにコピーする
デモ用シートを参照し、動作を確認するためにCSVファイルをダウンロードしてください。
両方のセクションについて完了したら、"looks good"のチェックボックスにチェックを入れてください。
データの列
ファイル中のヘッダ行が解析されます。認識できるヘッダは以下の通りです(大文字小文字を区別しません);
- id: カタログ中でのエントリのID(必須)
- name: カタログ中でのエントリの名前(必須)
- desc (または description)
- url: 省略した場合にはURLはプロパティの書式指定URL (P1630)とidから生成されます。formatter URLを変更してから24時間以内だと古い形式のURLが生成されることになるため、その場合はURLを用意するようにしてください。
- type ("Qxxx"): 各エントリについてデータセクションで指定したデフォルトのタイプを上書きします
- born, died ("YYYY", "YYYY-MM", "YYYY-MM-DD")
- autoq ("Qxxx") 対応するWikidata項目が推定できている場合に。これは"auto-match"になります。
- q ("Qxxx") 確実に対応するWikidata項目を判っている場合に。これは"manual match"になります。
- Pxxx プロパティ(現在のところ、テキストか項目が指定可能です)。またP625("-1.23/0.345"という形式)は座標として認識されます。
これ以外のヘッダは認識されず("?"となる)、無視されます。
全てのヘッダが期待通りに認識されたら、"Test"ボタンをクリックします。 データを変更したい場合には、再アップロード(ファイルの場合)するか、指定したURLが示すファイルを更新して"Reload"をクリックします。
テスト
テストを実施すると、データのうち最大1000行を処理して、エラーを報告するか、もしくは結果の統計を表示します。Mix'n'Matchへの変更はこの段階では起きません。 テスト結果の統計に不満がなければ、"Looks good, queue import/update"をクリックしてください。これにより:
- 必要ならば新規のカタログが作成され
- カタログにインポート・アップデートされた情報が追加され
- インポートを実施するジョブが待機します
すべてが期待通りに動作すれば、確認メッセージとカタログへのリンクが表示されます。