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友好的であるべき場の方針聞き取り調査 2019年

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
This page is a translated version of the page Friendly space policy consultation 2019 and the translation is 100% complete.

2019年友好的であるべき場の方針 (FSP = Friendly Space Policy FSP) の協議へようこそ! 現在、ウィキメディア財団が財政支援するイベントでは友好的であるべき場の方針を施行していますが、この協議ではコミュニティの皆さんから現状のこの方針を改善や改訂するアイデアやご指摘をいただき、ウィキメディア財団信頼安全方針の担当者にお聞かせ願いたいのです。そこで、以下の各点を取り上げたいと考えます。

  • FSPに暫定的に修正を加える場合
  • FSP と現状の施行範囲で、うまくいっていること
  • FSP と現状の施工範囲で、要改善な部分

この協議は何を残すべきか変更すべきか投票のように決めるのではなく、発想を互いに交換する方向で進めます。財団では皆さんの発想や思索を歓迎しますが、財団が財政支援する財団所轄の方針であるため、方針の内容については職員が最終的な裁量を行います。財団の財政支援を受けるイベントでは、財団所轄の方針が最低守るべき方針です。イベント主催者はもっと規制が厳しい方針を自由に選べますが、財団所蔵の方針より決まりがゆるいものは採用できません。

方針

まず最初に、現状 の友好的であるべき場の方針の内容を理解しているか、確認しましょう。

ウィキペディア財団は誰にとっても嫌がらせのない場とカンファレンスの体験の提供に熱心に取り組んでおり、それは性別や性的指向、性の自認や表現、障害や身体的外見、年齢や人種、民族や所属政党、出身国や宗教—これらの側面に限定されないものです。カンファレンス参加者に対する嫌がらせは一切容認しません。性的な言語表現や画像化はカンファレンスの会場にも話し合いにも不適切です。会議主催者の裁量により、これらの規則に違反した参加者には制裁をもって応じるか会議から追放する場合があります。

嫌がらせには性別や性的指向、性の自認や表現、障害や身体的外見、年齢や人種、民族や所属政党、出身国や宗教に関連した攻撃的な口頭のコメントが含まれ、これらに限定されません。嫌がらせとは公共空間での性的な画像の掲出、意図的な脅迫、ストーカー行為、不快な付け回し、写真や録音を用いた嫌がらせ、会話やその他言動に継続して応じない、身体への不適切な接触、不快な性的関心を含みます。どのような嫌がらせ行為であろうとも止めるよう注意を受けた場合、参加者はただちに遵守することが必須です。

参加者が嫌がらせを行った場合、会議の主催者は違反者への警告や会議からの追放など、適切と思われる行動をとることができるものとします。皆さん自身が嫌がらせを受けた場合、あるいは他の誰かが嫌がらせの被害者だと気付いた場合、またはその他なんでも懸念がある場合は、すぐに会議スタッフに連絡してください。スタッフは特定のバッジを着けているかどうかで見分けることができます。

嫌がらせを経験しているご本人からホテルあるいは会場の警備担当または地元の法執行機関に連絡するとき、エスコート役が必要なとき、あるいはその他の手段が必要な時は、会議期間を通じて安全だと感じていただけるよう、スタッフは喜んでお手伝いします。私たちは出席された皆さんを尊重します。

主催者:イベントごとにその参加者に連絡先を公開します。
電話の市内局番:ホテルや会場の警備室、地域の法執行機関(訳注:警察など)、地域の性暴力ホットライン、地域の救急病院と一般医療機関、地域のタクシー会社。イベントごとにその参加者に公開します。
参加者の皆さんにはウィキメディア財団の関係場所、カンファレンスならびにカンファレンス関連交流イベントの会場でこれらのルールに従っていただくものとします。

-- 財団ウィキFoundationwikiに掲載したウィキメディア財団の友好的であるべき場の公式方針

検討対象の発想

友好的であるべき場の方針の策定について、ほかのヒントはこちらのMediawikiページを参照

この聞き取り調査の趣旨として、現行のウィキメディア財団方針をより広範な、たとえばウィキマニアなどコミュニティ主導のカンファンレンス形式をどのように拡大もしくは改変し、財団主導のあらゆるイベントに援用するFSP方針として整備できるか、発案を集めます。コミュニティの皆さんならびに財団職員よりすでに方針への追加や改訂が示されています。それを以下に掲出し、皆さんから各点について発想やご意見をうけつけます。

写真に映りたくない意思表示

カンファレンスでは参加者に対し、イベントで撮影する写真の被写体になりたくないと言外に意思表示する方法を用意すべきです。たとえば名札の首紐の色を変えるなどの手法が考えられます。一例として技術系カンファレンスでは3色の首紐を採用しています。緑色か黒は撮影OK、黄色は「撮影前に許可を求めてほしい」、赤色は「撮影は常にお断り」を示します。カメラマンや撮影者は相手の意思表示に反して撮影しないこと、合意のない撮影は嫌だという人にはあらかじめ声をかけることを求めます。

"写真に映りたくない意思表示"について討論する

被写体との有効な合意

イベントで写真を撮影する人は、被写体本人から直接、合意の明言を取り付ける必要があり、撮影前と共有前に加え、SNSと/あるいはウィキメディア・コモンズなどの場にアップロードする前に実施すべきです。

"写真のアップロードに関する自発的な同意"について討論する

「接触に過敏」シール

イベント運営係員は参加者にバッジシールを配布し、それぞれが「物理的な接触歓迎」か「声をかけてから体に触れてください」など希望を示せるようにするべきです。参加者はシールの表示を尊重するように求められます。

Phabricator のタスクには同様のステッカー作成の話があがっています。

「'触られるのが苦手' ステッカー」を協議

皆さんの発想を提案…

…提案はトークページ

現状の方針の強み

こちらでは現状の方針についてどの部分が最適でどんなよい点があるか、皆さんからお聞かせください。

現状の方針の強みについて協議してください

現状の方針の弱点

では、コミュニティの参加者を最大に保護するためであれば、現状のFSPで修正するとよい点、もしくは取り入れるべき点についてお聞きします。

現状の方針の弱点について協議してください