Jump to content

ESEAP 準備委員会/ 提出された学習と評価の計画

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
This page is a translated version of the page ESEAP Preparatory Council/Proposed learning and evaluation plan and the translation is 100% complete.

ESEAP ハブ:学びと評価の計画

ESEAP準備委員会は以下の学習および評価計画の文案を示し、ESEAP ハブのさまざまな活動の指針として、また助成金の申請を支えます。コミュニティの皆さんから学習および評価計画についてフィードバックを集めて、文案の最終稿を決めたいと考えています。皆さんそれぞれの希望があると理解しており、文書の最終決定に際して、可能な限りフィードバックを考慮する所存です。

議論の期間: 2024年9月18日 - 2024年10月31日

付随文書

目標と目的

全体目標:コミュニケーションの障壁に対処し、能力を高め、意思決定を強化し、地域代表を標榜することによって、ESEAP地域全体のコミュニティに力を与え、知識を自由に共有し、利用できるようにする。

焦点を当てる主要なエリア:

  1. コミュニケーション (翻訳)
  2. コミニケーション (その他)
  3. コミュニティ能力構築
  4. コミュニティ意思決定
  5. ESEAP地域を代表して主張すること

学習のための質問と指標

  1. コミュニケーション (翻訳)
    学習のための質問: ESEAP地域において、様々な言語にまたがる知識へのアクセスおよび包括性を補助するために、翻訳サービスはどの程度効果があるか。
    鍵となる指標:
    • ESEAPの主要な言語に翻訳された資料の件数と割合(基準言語は未定)
    • 通訳が提供された会議/ミーティングの数
    • 参加の影響と、変化に対する満足度を示すアンケートの回答
    • 翻訳された教材を使うコミュニティーから、参加者の増加。
  2. コミュニケーション(その他)
    学習のための質問: 知識の共有およびコミュニティーの参加促進というコミュニケーション戦略はどの程度効果があるか。
    鍵となる指標:
    • コミュニティーのミーティング、会議、ヘルプデスクでの会合の数。
    • これらのイベントにおける地理的/提携団体の代表および出席率
    • ミーティングや研修の会合に対し、財政上あるいはプログラム上の支援を利用しやすいかどうか、それらへのフィードバック。
    • コミュニティーの参加と関わりの増加。
  3. コミュニティ能力の開発
    学習のための質問: トレーニングと学習の機会はどのようにコミュニティーの能力と成長に影響しているか。
    鍵となる指標:
    • 行われた研修の会合とヘルプデスクの開業時間の数
    • 能力開発構想(助成金申請書の書き方、メンターとしての能力、リーダーとしての力、など)への参加者数
    • 援助システムと主要リソースの認知度を高めること
    • 提携団体のないコミュニティへのアウトリーチの有効性
    • 「初心者ハンドブック」の作成と配布およびそれが参加にもたらした影響
  4. コミュニティ意思決定
    学習のための質問: 透明性と包括性のあるESEAPハブでの意思決定プロセスとはどの程度のものか。
    鍵となる指標:
    • コミニュケーションと運営管理決定の頻度と明確さ。
    • コミュニティが意思決定の過程を認知し満足すること
    • コミュニティの貢献を増やしつつ意思決定のプラットフォーム参加をさらに促すこと
    • 統治の透明性と信用についてのフィードバック
  5. ESEAP地域を代表して主張する
    学習のための質問: 世界的な運動の主体や議論において、地域の存在感と影響を増すことに、ESEAPハブはどの程度成功しているか。
    鍵となる指標:
    • 世界的なフォーラムや機関、会議でESEAPの代表を増やす。
    • ESEAPとその他の世界的な提携団体とのパートナー関係やネットワークを伸長させる。
    • 世界的な水準でのESEAPの問題の影響とそれがどれぐらい知られているかをアンケートによってフィードバックを集める。

データを集める方法

指標を裏付けるデータを収集するには、以下の方法があります。

  • アンケート: 定量的および定性的なフィードバックを参加者や利益関係者やコミュニティーのメンバーから集める。

(※ 訳註)定量的は調査において数字で表すことのできる意見(何パーセントなど)、定性的は数字だけではすくいとれない個人的な体験などを語ってもらうこと。

  • インタビュー: 主要なコミュニティのリーダー、翻訳者、さまざまな取り組みの参加者を対象に詳細なインタビューを実施すること
  • イベント出席者の記録: ミーティングや会議、世界的機関や研修会合などの参加を追跡する。
  • 文書の調査: ミーティングの時間や記録、コミュニケーションの計画、そして、透明性と包括性のための統治方法の決定を分析する。

日程

1年目:

  • 鍵となる指標の基本線を決めること
  • 初期段階の調査とフィードバックの仕組みを実施する。
  • 翻訳サービスを(6カ月あるいは12カ月目に)再検討し、フィードバックをもとに戦略を調整する。

2-3年目:

  • 目標に向けて進捗具合の観察を続ける。
  • 必要に応じて活動と投資を調整する。
  • 1年目の発見に基づいて活動範囲を広げる。(例えばローカルの会合や新しいキャンペーン)

報告と振り返りの機会

進捗を確認し、グローバルやESEAPのコミュニティーに報告するためには、影響の要点を組み込むことが重要です。

  • 四半期ごとの報告:鍵となる指標の進展をまとめて、課題の特定や、戦略の調整を実施すること
  • 年次評価: 将来の活動のための推奨事項および影響の調査、目標への進捗具合を広範囲に渡って検討する。
  • コミュニティのフィードバック:進行中の意思決定や活動のプロセスにフィードバックを反映させること