Wikipedia Zeroスタートページ

Zeroの利用者がm.wikipedia.orgを開いたとき、それぞれのモバイルネットワークのプロバイダに特化した専用のスタートページを表示するべきです。その典型はたとえば「[社名]が提供する無料のウィキペディア」のような特製のバナーや、その国のよく使われる言語を表示します。表示言語は常にプロバイダの既定の言語とします。

スタートページには、他の文章を追加する選択肢もでき、それがないとスカスカした印象であまり面白くありません。その文章とは HTML blobを指し (PC版の) WWW ページに似ていますがほとんどの端末は画面が小さいので、かなり小さくなります。プロバイダが設定した既定の言語ごとに文言を変え、またプロジェクト群 - たとえばウィキペディアとウィキニュースでは違いを持たせてもよいでしょう。文言は translatewiki.net に保存し、プロジェクトごとのMediaWiki:Zero-landing-welcomeページにオーバーライドを置きます。

文言の内容は「{{SITENAME}}にようこそ」でもよいし、何か有名な言葉の引用でも、ニュースでもその日のひとことでも、秀逸な記事へのリンクでも、コミュニティが掲載しようと決めたものでもよいでしょう。

<blockquote>
  Real knowledge never promoted either turbulence or unbelief; but its progress
  is the forerunner of liberality and enlightened toleration.
  <div style='padding-left:4em'>— ''Henry Brougham''</div>
</blockquote>

Android、iPhone、iPad向けのサンプルをスクリーンショットにしたのでご参照ください。

このページを開くと利用者の大多数は無料のウィキペディアを宣伝するネットワーク事業者を経由しており、大量の初心者ユーザー対象だとイメージしてください。

テスト段階ではまず業務外のブラウザ - ChromeはCtrl+Shift+N、FirefoxはCtrl+Shift+P - からhttp://en.m.wikipedia.org/wiki/Special:ZeroRatedMobileAccess?X-CS=-TEST-ALLを開くと、利用者が英語話者という想定のサンプルがあり、ネットワーク事業者経由で開いた場合のスタートページの見た目がわかります。URL欄で言語コードを変えると他のサンプルが表示されます。そのリンクをクリックするだけでは、おそらく設定してあるクッキーのせいで動作しないかもしれません。