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編集イベントとは
ウィキペディアの編集イベントはしばしばいくつかの種別があり、目標は例えば次のように分かれています。
- エディタソン -- 特定の主題を設けて、その主題を新人編集者に紹介したり、ウィキペディアにあるギャップに気づく機会
- バックステージ・パス -- 文化機関や調査機関における収蔵品あるいは専門知識に触れることが主眼
- 編集ワークショップ/勉強会 -- コンテンツの作成よりも、参加者同士で編集の腕を磨く方を優先
- 編集ミートアップ -- より経験を積んだ編集者を対象にコンテンツ作成をサポートする機会で、しばしば同じ開催場所もしくは定期的な集まりを実施
- 小さな貢献イベント -- 対面型のイベントで、特定の種類の問題や、定形の修正に集中する
この学習モジュールはテーマを決めたコンテンツ作成を重視するイベントを課題にしており、それはしばしば「エディタソン」と呼ばれ、他のタイプの編集イベントの参考になるアドバイスやガイドを含んでいます。エディタソンは規模も形態もいろいろ選べて、ほんの数名でたった1時間行うものから、72時間の企画で2、30人をまとめるものまであります。あらゆるテーマを扱っており、次のものは例であってこれ以外にもたくさんあります。
- ジェンダー格差を埋めるため、例えば女性の科学者や芸術家を主題に取り上げる
- その土地の古来の知識や言葉の表現を磨き、ウェブがシステムとして抱えるギャップを埋める
- 専門家や専門機関から深い知識を教わる
- 地域の史跡や文化の焦点で記事がない場所を記述する
エディタソンその他の編集イベントを主催する場合、いくつか要件を考えます。開催日時、集合場所、イベントを主催しウィキメディアのプロジェクト群について理解してもらい進行役に適した人物、さらにそれらのプロジェクト群に貢献したい、その方法を知りたいと願う聴衆。このような集会の進行役は、挑戦する甲斐があるし、細かな点に目配りが必要です。