技術/ニュース/2022年/11週
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ウィキメディア技術コミュニティの最新版技術ニュースです。他の利用者にも下記の変更についてお伝えください。直接の影響はない項目も含まれる場合があります。このニュースは各言語に翻訳されています。
最近の更新
- Android 版のウィキペディア・アプリでは画面下部のツールバーを変更できるようになりました。これにより、よく使うツールが使いやすくなり、また、閲読に集中できるモードも導入されています。 [1][2]
問題点
- 2021年6月から2022年1月まで、すべてのウィキの一部のページで閲覧回数のデータ収集に不具合が生じていました。統計が不完全だった可能性があります。どのプロジェクトが最も影響を受けたか計算するため、関連するデータセットが更に30日間保存されます。詳細はメタウィキをご覧ください。
- 3月10日、データベースの問題が発生しました。すべてのウィキでログインしている利用者が12分間すべてのウィキにアクセスできなくなりました。ログインしていない利用者はページを閲覧することはできましたが、編集したり、キャッシュされていないページを閲覧することはできませんでした。 [3]
今週の更新
- 新しいバージョンのMediaWikiソフトウェアが稼働します。テストウィキとMediaWiki.orgは3月15日に、ウィキペディア以外のプロジェクトと一部のウィキペディアは3月16日に、その他のウィキには3月17日に展開されます(工程表はこちら)。
uselang=qqx
を使用してローカライズ対象のメッセージを調べるとき、「View history」などのナビゲーションタブで使用可能なメッセージキーをすべて表示するようになりました。 [4]- Special:RevisionDelete へのアクセス権限が拡張されました。以前は
deleterevision
権限を持つユーザーのみがアクセスできましたが、deletelogentry
とdeletedhistory
権限を持つ利用者もアクセスできるようになります。 [5] - Special:Undelete のページで差分や変更履歴を表示したとき、削除された版の一覧を表示していたページへ戻るためのリンクが提供されるようになりました。 [6]
今後の予定
- ウィキメディア財団はIPマスキングの実装戦略と次のステップについて発表を行いました。発表の詳細をご覧ください。
- Wikipedia Android アプリの開発者は利用者の会話ページや記事のノートページに関する新しい機能の開発に取り組んでいます。 [7]
イベント
- Wikimedia ハッカソン 2022は2022年5月20日-22日 (訳注:UTC) にハイブリッドイベントとして開かれます。ハッカソンはオンラインで催され、世界各地の対面型の交流をサポートするための助成金も利用できます。助成金の申請は3月20日 (訳注:UTC) まで受け付けています。
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