戦略/ウィキメディア運動/2017/プロセス/考慮すべき点
私たちの目標は、多くの意見を運動のあちこちから集める議論をデザインすることで、参加の仕方もいろいろ用意したいと思います。現在から2017年初めまでの準備段階では、過去のプロセスを知り声を聞き振り返りをしていますし、議論から結論までを結ぶ段取りの案を作ってきました。
学ぶ、聞き取る
議論は運動全体を巻き込むため財団の事務局長キャサリン・メイハー (Katherine Maher) は将来の方向性を考える運動とさまざまなコミュニティからフィードバックを寄せていただきました。その中から見つかったいくつかをここでご紹介しましょう:
- 運動の強み
- 将来に期待すること、希望
- 配慮すべきことと課題
- ニーズや機会で実現していないもの
- 最良の実践法
- ウィメディアは自由な知識 (だれでも入手できる知識) の中心になれるか
メイハー事務局長のもとにはコミュニティのイベント、コミュニティのメンバーとの協議、職員や理事会から反応や意見が集まっています。さらに多くの人からさまざまな意見を寄せていただくことを目指して、私たちの将来を議題に運動全体を巻き込んだ構造的な議論を2017年の早い段階に始める予定です。
これまでの段取りを振り返る
過去の道のりを振り返りたいと考えています。過去の戦略的プロセス(2010-2015年運動の全体戦略)、2014-2016年財団の戦略の協議から主に学んだこと、強みや限界を検討しています。また仲間からも知識を得るつもりです。私たちに似て地球規模の団体で目的志向な活動をするボランティアの大規模なコミュニティーに支えられた団体を対象に、戦略プロセスを調査します。今月の動きは :
だれでも参加できる段取りの提案
メイハー事務局長と財団の職員は、私たちが共有する運動方針の決定を目標に、動全体を巻きこんだ対話の実行案を皆さんにお見せする準備を進めています。過去の反省、コミュニティのメンバーとの協議に基づいてまとめました。その主な内容は :
- 目指した成果
- 課題となる領域を提案
- 配慮するべき関係者
- 討論会の議題の提案 (オフライン、wiki上その他)
- タイムライン
- 予算
戦略計画に意見を寄せたい、あるいは協議の進展段階を見ておきたい場合、英語版の議論のページもしくは直接、財団事務局まで連絡をお願いします。
財団理事会の注目点
メイハー事務局長は理事会と協議し、運動全体を巻き込んだ議論の構造について提案の細部を詰めています。理事会が公開を承認した段階で戦略の討議を本格的にはじめます。