ウィキの設定変更の依頼
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概要
ウィキがプロジェクト単位で独自の設定の変更を希望することが度々あります。このような要請に応じるウィキメディアのシステム管理者には、タスクトラッカーが使われています。
一般的な要望としては、次のようなものがあります。
- 追加の名前空間の作成・削除(「Portal:」、「WikiProject:」、「Appendix:」、「Author:」等)
- 追加の権限を有する利用者グループの作成・削除(巻き戻し者、ファイル移動者等)
- 利用者権限の変更
- ローカルへのアップロードの有効化・無効化
- プロジェクトロゴの変更
- 名前空間の翻訳
- …
変更依頼の方法
ご利用のプロジェクトで設定変数を得る、又は設定変更を申請する手順は次の通りです。
- 変更すべき点を把握する。
- ローカルのコミュニティで変更の合意を得る。
- コミュニティのポータルや井戸端その他の主要な議論の場に提議して、時間をかけて合意形成します。
- 変更に関わるすべての要件を必ず協議し合意します。例えば新規の利用者グループでは通常、(グローバルなスチュワード 限定ではなく)– 一般に管理者またはビューロクラットに委任できます。(もし皆さんのウィキにローカルの管理者もしくはビューロクラットがいない場合、利用者権限の変更はすべてスチュワードに依頼してください。詳細は権限の申請をご参照ください。)
- ローカルの管理者/ビューロクラットがいないウィキでは、おそらく規模が小さすぎて新しく利用者グループを組みにくいかもしれませんから、設定変更の制限を開き、「小規模ウィキの特別なグループ」節(Special groups on small wikis)をご参照ください。
- コミュニティの規模がとても小さいもしくは活動が不活発な場合、合意形成に努めたこと、反論の機会を設けたことを立証すると条件を満たすものとします。
- プロジェクトタグとして「Wikimedia-Site-requests」を追加した上で、ウィキメディアのバグトラッカーにチケットを提出します(英語推奨。ウィキメディアのタスクトラッカーについて、詳しくはPhabricator ヘルプをご覧下さい。)。
- プロジェクトのフォームは「Wikimedia-Site-requests」を選びます。
- チケットにローカルの合意形成を示す差分のURLを忘れずに記入します(差分はツールボックスの「Permanent link」リンクを押すと末尾が&oldid=...を示すパーマリンクを取得できます。); 上記のURLを記入する欄はメインの説明欄「description」です。
- 回答はどうか、しばらくお待ち願います。サイト設定の依頼を読めるシステム管理者の人数は限られており、処理には平均で2、3週間ばかり要します。緊急な要請もしくは長期間にわたり対応がない場合は、ぜひチャットルーム#wikimedia-tech接続に参加して、申請の進捗を質問してみてはいかがでしょうか。
オンウィキで合意を取り付けてタスクを登録しても、申請が成立するかどうかは保証されません。最終的な決定権はシステム管理者にあり、サイト設定変更の申請は以下により却下される場合があり、条件はこれらに限定されません。すなわちウィキメディアの設立の信念ならびに核となる価値の保護において、特定のプロジェクトの整合性保護において、 パフォーマンスと保守あるいはアーキテクチャの問題のため、もしくは当該の申請を実現する拡張機能は既に廃止されたためです。
このようなリクエストを自ら直してみたいという方は、マニュアルに沿ってお試しください。
ロゴの変更
上記に加え、皆さんのウィキのロゴを暫定的でも永続的でも変更する場合には、特別の指針ともっと適した手順があります。
- 新しいロゴを SVG 形式で作りウィキメディア コモンズにアップロードします。 大多数の場合は正方形が適しており (実寸など詳細はmediawiki.orgの解説文書をご参照ください。)
- ロゴテストツールを使って予想通りの表示になるか確認
- 申請にはこのフォームに以下の情報を記入して、Phabricator のプロジェクト「Wikimedia-Site-Requests」に投稿します。
- このリクエストをウィキ文で次のように記します
- SVG 形式でウィキメディア コモンズに置いた新しいロゴのリンク
- https://logo-test.toolforge.org/ を使いロゴを表示するリンク
- ロゴを利用したい日付
- 元のロゴを復活させる日付 (変更が暫定的な場合)
- コミュニティの議論へのリンク
- システム管理者が申請を処理するにつき、Gerrit で適切なフォーマットに変換します。申請手続きは、少なくとも希望日の1週間前には終わらせてください。もしこの日には必要という日付が決まっていないとしても (例:100万件目の記事作成が達成される日)、システム管理者に前広に依頼することで使いたい時までに準備を整えるのに役立ちます。